身体が和菓子を求めています。
大福を買ってみました。
優しい色合いが心を和ませてくれますよね。
そして、柔らか&ほのかな甘さが
おいしい!
あー、白湯を飲みながら一切れ食べたけれど
緑茶を入れればよかった!
仕事が繁忙期になる直前なので、
この4日間は目一杯遊びました。
ということで、今月の鑑賞ものの、おそらく最後になるであろう作品が
「スウィーニー・トッド」
悪い予感があたって、仕事の都合で、1時間15分の大遅刻。
私が到着したときには、
第1幕のラストシーン。
市村さんと大竹さんの迫真の演技は堪能できましたが、
ストーリーが全く分からないので、
15分の休憩中に、
入り口でいただいたちらしを熟読し、後半・第2幕に臨んだ次第です。
終わったときには盛大な拍手、
左右の人も「良かったね!」「今まで見た中で一番良かったかも!」
と口を揃えて言っていて、
客席にも満足感が漂っていました。
音楽は不協和音が多いのですが、
日生劇場にもかかわらず(すみません!)、オケが舞台の前にいて、
演奏している人たちも見える、という私が好きな舞台配置。
舞台装置は大掛かりなものが多く、
出演者の方なのか、裏方さんなのか良く分かりませんでしたが、
物語の中心となるパイ店&理髪店、
及びパイを焼くオーブンは
3名ほどで動かすつくりになっていました。
あとは、主人公スウィーニー・トッドが首切りした死体が
出すとシュート方式で、地下のパイ焼きキッチンへ
直行する仕掛けになっているのですが、
それも見事に作っていて、
何人もの人が2階の理髪店から地下行きとなっていて、
その見事さは、恐ろしささえ感じるほどでした。
市村さんと大竹さんは、さすがの演技で、
笑いを誘っていました。
歌声はやはり市村さんが際立っていらっしゃいました。
声量が違う感じがしますね。
お目当ての武田真治さんは、役になりきっていらっしゃって
最初はどの役だか分からないほどでした。
後半は、せりふや歌声で判別できたのですが、
ちょっと切なさが漂うトバイアスを熱演されていました。
あー、早く武田トートが見たいものです!
お話は・・・結構切ないのですよ。
ホラー嫌いの私は、途中中座して、帰りたくなっちゃうほど、
怖かったです。
半分強しか見なかったのに、大満足できる作品で、
魅せられてきたわけですが、
『M・A』のときにも感じたのですが、
『エリザベート』や『マイ・フェア・レディ』、劇団四季の『オペラ座の怪人』、
『ライオン・キング』等再演を重ねてきた作品と違い、
少し荒削りのところが見受けられたような気がします(生意気に、すみません!)。
この作品も、再演されるのでしょうかね?
ぜひ再演されてほしいですね。
そして、さらに大きなパワーを持つ作品になるところを
見ていけたら幸せだな、と勝手なことばかり考えています。