栗の木蔭にて思うこと

訪問専業「くりす鍼灸マッサージ院」

お天道様

2014-07-05 07:01:26 | 鍼灸と思想


おてんとうさま(お天道様)を辞書で調べると、

1 太陽を敬い親しんでいう語。

2 天地をつかさどり、すべてを見通す超自然の存在。

とあります。


何故急にこんな話を書くかというと、太陽を見てふと子供の頃に読んだ本を思い出したからです。

本の内容は、

「ある男が貧乏に耐えかねて悪事をはたらこうとした。しかしその時、太陽の光が男を照らした。

その瞬間男は‘お天道様に顔向けできないような事だけはしないようにしよう’と思い、悪事をはたらくのをやめた。」

という内容でした。

この話を読んだ小学生の私は、天=神からは逃げられない、だから悪事はよくないんだ。と思いました。

子どもの頃は‘やおよろずの神’という日本的なものが強かったのでしょう。

でも今この話を思い出すと、子どもの頃とは違う別の意味があるように思えます。


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