眞子内親王殿下のペルー、ボリビア二か国公式訪問でお召しになられた2着目のお振袖をご紹介いたしますが、このお振袖は、以前に幾度かお召しになられたものです。
平成23年(2011)11月3日、若宮殿下の「着袴の儀▪深曾木の儀」の時の眞子内親王殿下。
この時のお写真を別の雑誌で改めて見て気付いたのですが、妃殿下は松の柄の訪問着、眞子内親王殿下は、右肩から袖にかけて竹の葉(笹の葉)、そして佳子内親王殿下は、左エリ(共エリ)、左ムネに梅の柄が見えます。何気にお三方で、「竹▪梅▪松」と揃えておられます!!恐らく紀子妃殿下のご采配かと思いますが、恐るべし!思慮深さです。
平成28年(2016)10月13日、国賓として来日されたベルギー国王主催の答礼コンサートでの秋篠宮ご一家。
平成28年(2016)10月13日、国賓として来日されたベルギー国王主催の答礼コンサートでの秋篠宮ご一家。
この時の眞子内親王殿下のカーテシーは、とてもスッとされた姿勢の良さと美しさが印象的でしたね。
ペルーの大統領を表敬訪問された眞子内親王殿下。とても堂々とされたお姿です。
3着とも帯揚げは、同じピンク色ですが、帯と帯締めは、それぞれ違います。それだけでも少しずつ印象が違って見えます。そして年月共に大人っぽい感じのコーディネートになさっておられるとシロガネは見ています。
姫宮様がお召しのお振袖は、かつて紀宮様がお召しになられたのと同じタイプです。しかし、紀宮様よりも柄が多く加えられていて、華やかなお振袖デス。
京和工藝さんはシロガネのような下流庶民がおいそれと足を踏み込むなんて出来ない一流の呉服店です。お値段も相当なモノ・・・・。
紀宮様のこのお振袖は、京和工藝で、作られたのは、この画像の通り間違いないです。皇嗣妃殿下の「納采の儀」の時にお召しになられたお振袖も同じく。眞子内親王殿下のお振袖も同じく京和工藝で、お買い求めになられたと思います。
「納采の儀」で京和工藝のお振袖をお召しの紀子様。
柄は少し違いますが、紀子様がお召しのお振袖と同タイプとの事です。
柄は少し違いますが、紀子様がお召しのお振袖と同タイプとの事です。
京和工藝さんのお着物は秋篠宮皇嗣家に熱烈に支持されているようです。なんとも羨ましい・・・・・。
ヘカテーさんのブログで、皇嗣家のお着物が安物のヒラヒラなモノだと決め付けて、ボロクソに批判されていましたが、(まあ、主にコメントを寄せられる人達が中心でしたけど)今、見ますと結構オモシロイデス。
まあ、そのおかげで、こうしてシロガネも皇嗣家のお着物をキチンと見て、自分の経験など踏まえて解説するきっかけとなりましたから、マジありがたいブログなのです。しかしながら時々、本気で腹立つ時もありますが。(苦笑い)それは、シロガネの人生の修行が足りない証拠ですね。
姫宮様のお振袖は、薄いエメラルドグリーン地に四季の花束を花熨斗文様としたものです。花熨斗は、花束に折り紙で包んで水引で結んだもので、かつて宮中で7月7日に折り紙に草花を包んで、天皇に献上する習わしがあり、それを図案化したものです。そしてお振袖を見ますと花結び(蝶結び)となっています。
花結びはすぐにほどけてしまうのですが、又結び直す事が出来るので又善いことが何度あってもいいと言うことで、慶事のさいに使用されます。しかし結婚式の時、花結びの水引は使用してはいけません。すぐご縁が切れるという事ですので。
しかし姫宮様と小室K氏とのご縁組みは、花結びの如くサーとほどけてお互い永遠に離れてしまうといいですのに。
ペルーの外務大臣と握手される姫宮様。
ピンクの帯揚げに菱文地に花紋の帯に、新橋色(キシレンブルー)の濃淡の帯締めですがとても洒落た感じがします。
姫宮様のお振袖はの左エリ(共エリ)と左ムネの所には、菊と椿の花束のが見えます。友禅染が中心ですが、一部刺繍が施されています。
上の画像では、少し分かり煩いと思いますので、拡大しました。右肩から袖にかけては笹の葉です。
某皇室の表紙から拡大しました。菖蒲と撫子の花束とそして楓と梅の束が見えます。こうして改めて花を見ますと染めが凄く美しいですが、余りごてごてと柄を入れていません。又、水彩画風な感じがします。
大統領と一緒に昼食会へ行かれる姫宮様。
ペルーで姫宮様が締めておられた帯は、平成28年(2016)にパラグアイを公式訪問された時にご使用されたものです。
パラグアイでの眞子内親王殿下。
京和工藝さんの振袖です。花熨斗文様が姫宮様と同じタイプだと分かります。