この記事に書くのも穢れる感じがする思いですが、眞子内親王殿下のお振袖を紹介するに当たって、やはり書かないわけにはいきません。小室Kによって大きく品位を落とされた姫宮様。今後どのような事になるのか、半分は希望、半分は覚悟というのがシロガネの心境です。
国民の多くが希望する結果となるのか、それとも最悪の結果となり、見たくもないものを見せられるのか、ただこちらとしては、受け入れるのみです。
令和の御大礼の時の眞子内親王殿下。花が匂うお美しさです。美人画から抜け出したようなお見事な唐衣裳の麗しきお姿です。
ペルーとボリビアを公式訪問された姫宮様のお振袖を紹介いたします。
姫宮様のお振袖は、朱鷺色地の山取りに四季の花が現されています。裾には菫、橘、菖蒲など、そして色付いた楓に桜などを繊細な染めによって現されています。大和絵のような雅な意匠です。又カワセミらしき鳥も見えます。
朱鷺はニポッンニア二ポッンという学名がつくほどの日本と縁が深い鳥ですね。しかし、ご存じの通り日本の朱鷺は絶滅してしまいました。
しかし、現在では中国から贈られた朱鷺の繁殖が上手くゆき、こうして佐渡の野山を飛ぶ姿が、見られる様になりました。
朱鷺の羽の色は江戸時代はとき羽色と呼ばれ愛されてきました。
又、朱鷺の美しい羽根は、伊勢神宮の御神宝の「須賀利御太刀」の刀の柄に使用されています。「須賀利」とは、地蜂の古語のことで、蜂の様に姿が美しいという意味です。とても優雅ですね。
山取りのボカシも大変綺麗です。刷毛を使用するで、手作業の丁寧な染めです。こういう風に出来るように、シロガネも見習わないと。ホントマジで綺麗な山取ボカシ。
左エリ(共エリ)と左ムネにも山取りに橘そして笹が見えます。絵羽の所の山取りの色は濃度が、しっかりと同じで、色の差はなく染めた人の技術の高さが、伺えます。染める時は難しいのですよ。
それぞれ染める場所が別々に別れてますから、共エリのところがどうしても(シロガネは)色が濃くなってしまい、絵羽合わせするとそれぞれ濃度に差が出てしまって・・・・。こういう風に綺麗に染めたいものです。
姫宮様の帯は、七宝繋文です。しかし、その中央に「花菱」がありますので、そういう文様は「花輪違」ともいいまして有職文です。そして、赤の鹿の子絞りの帯揚げを締めていらっしゃいます。
姫宮様が締めていらっしゃる帯は、若宮殿下の着袴の儀で締めていらっしゃた帯と同じです。
同じく金の七宝文、その輪の中に青海波が配されているのが、見えますね。
ペルーの日系のお年寄りの元に歩み寄られる姫宮様。さながら美しき朱鷺のような感じですね。優雅です。
104歳の日系一世のおばあさんに優しく語りかけ、そしてしっかり手を握られる姫宮様。
うっすらですが、肩の部分に桜が見えます。