うちの合唱団、のこと。

練習で歌ってる時は、
まわりから聴こえてくるみんなの声を

あっ、もう、低ーい！
ベース、いっつも遅れるーーー！
汚ーっ、声を張りすぎ～・・・と

あまりのお粗末さに、イライラしどおしなんだけど


帰って来て録音を聴くと
「それなりに出来てる」んだなあ。。。

合唱って、「集合体」なんだと実感する。
各パートに一人？くらいずついる「割と上手い人」に隠れて
個人の粗は許されてしまう。
（それじゃいかん！と思うけど・笑）


とにかく、学生時代を除いて
今まで歌をやってきた中では一番「録音が聴ける」。

昨日は、歌姫Ｎさんがお休みだったので
ソプラノが酷かった・・・
声が・・・おばさん声・・・力みすぎ・・・低い・・・
（あたしにやらせて！って、正直思った・笑）

この合唱団に入って、
「へえ～この人、普通に上手い」って思う人が、何人かいた。
（今まで、まわりにはほとんどいなかったので、びっくりした～）
細かく言うと、いろいろあるんだけど
みんな長年いろんなとこでやってきたんだろう。
ツボをちゃんと心得ていて、
あまりあれこれ言われなくてもサッと歌える。

反面、残りの人たちはほとんど
私がかつていたコーラスの人たちと同じような感じ。
いちいちここをあーしろこーしろと、
言ってあげても治らないくらいなんだけど
「うまく隠れて」歌ってる分には、戦力に違いなーい（おい）。

んで、その「普通に上手い」って思った人たちに比べると
あたしの歌はなんて下手なんだろう！！！と、
ココに入って初めて、思ったわけ（笑）。
今まで、どこで歌っても、
イライラしながらパートをリードして・・・きた・・・つもりでいたけど
おのれの実力を知ったわ。

でも、アルトって、全然声を張れない高さだから
欲求不満になるわあ。
ソプラノの「高すぎる音域」を出す時に使う筋肉？たちが
お蔵入りさせられて嘆いてる、気がする・・・。

うちの合唱団って、
パートも立ち位置も好きなとこへ、って感じで
先生はまったくノータッチ。
なんであの人たち、ソプラノにいるんだろう？って
昨日は、内心思ってしまった～


ハイ、またしても腹黒記事でごめんなさいよ。
合唱、って、自分だけががんばってもダメなんだよね～
でも、自分だけががんばらなくてもイイんだよね～
そこが、よくも悪くもあるわけです。