Cool Japan Academy&ACE KIDS ACADEMY

主として、学習塾「岡村ゼミナール㈱」・日本語教師養成講座「CJA」に関することについて、気ままに書いています。

学研HD、中国で科学教室を倍増

2015年04月17日 | お知らせ
学研HD、中国で科学教室を倍増
(日経新聞4月17日付け朝刊)

≪新聞記事≫

学研ホールディングスは、中国と韓国で現地企業と組み、小学生向けの教育事業を強化する。

中国で科学実験を体験できる教室を年内に50教室と現在の2倍に増やす。

韓国では、学習塾大手に算数の指導法を伝授し、家庭教師事業を始めた。

学研は、中韓の需要を掘り起こし、海外売上高を2014年9月期の13億円から、早期に2倍以上に高める。

中国では、三千カ所の学習塾を運営する博識教育集団を通じ、科学実験を体験して学ぶことができる教室を増やす。

現在は22教室だが、2倍以上にする。講師の実験を観察したり、小学生が自ら組み立てた実験キットで実験した結果を紙やノートに纏めたりして楽しみながら理解できるようにする。

韓国では、学習塾や英会話学校を運営するYBMを通じ、家庭教師が小学生に算数を教えるサービスをこのほど始めた。

学研教室の算数コースで使う教材を基に、韓国の教育カリキュラムに合うように共同で教材を開発。学研が、YBMに指導法を伝授した。

学研は、受講生数に比例した一定割合の収入を受け取る。3年間で、6万5千人の受講生獲得を目指す。

中国や韓国では、保護者が子供に学習塾などで義務教育以外の教育サービスを受けさせようとする動きが活発。学研は、日本で蓄積したノウハウを活用し、現地企業との連携を強化する。

≪感想≫
この記事は、下記の通り、極めて示唆的で有意義です。

(1)中国でも、理科・科学実験教室の必要性・需要が高まりつつあること

(2)韓国では、学習塾を通じて、算数指導技術の洗練化・高度化が必要

(3)そこで、我が国でも、それらの動きを横目に眺めながら、理数科教育の一層の多様化・充実が必要であること。

(4)更に、珠算やロボット科学教育等における指導テキストなどについて英訳・中国語訳を行い、積極的に国際的に拡大する必要性・需要が高まってきていることを再認識しました。

平成27年4月17日 金曜日
岡村寛三郎(岡村ゼミナール(株) 会長)
早期知能開発志向ACE Kids Academy:珠算・習字・英会話・速読講座
翻訳・通訳の協同組合クラブ・メディカル・ツーリズム・ジャパン
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