先日、スタッフKが「キンランが咲いてる!」と呼びに来たので、
林の中まで行ってみました!
まだ、つぼみでした(笑)でもキンランは全開に咲かないようです。
「これがキンランかぁ~」スタッフTは初めて見ました。
キンランはもともと日本に多くあった和ランの一種ですが、最近は乱獲や環境変化で数が減っているようです。(絶滅危惧Ⅱ類)
伊豆大島は全島国定公園で植物の採集は禁じられていますので、採られてしまうことはないと思うのですが・・・・
実は採集しても育てられないので意味がありません。この種のランは菌との共生関係が強く、移植は不可能に近いようです。
どうしても育てたい方は無菌培養苗(共生菌なしでも育つ)が一部の園芸店等で売られていますので、それを買われるのがいいでしょう。
山野草全体に言える事ですが、とてもかわいらしく可憐な花が多いので、自分の庭に植えたいという気がします。
しかし、人の手で育てられる目的で開発された園芸品種と違い、環境適応の幅が狭い上に開花期間も短く、とても管理が難しいものが多いのです。
かわいい野草に出会えたら、美しい写真に収めるだけにしたいですね
その際も足周りに他の植物があることに注意して撮りたいとスタッフも思います。
このままこの場所で毎年キンランが咲いてさらに増えてくれたらステキ~!!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます