水温が低い時期ですが・・・だんだん海中も春の気配がしてきますよ～！！

昨日は春分の日でしたねー。
そろそろ本格的に春です。

数日前に見つけた春です！



陸上では植物達が休眠から目覚めて、虫達も活動し始めました。
海中は今が一番水温が低い時期ではありますが、それでもどことなく春の気配が・・・・。


↑カイメンに寄り添うイロカエルアンコウです。小さくて色もかわいい！

ウミウシ類もアオウミウシをはじめ、ムカデミノやルージュミノ、ダイダイウミウシ、シロハナガサウミウシ、コイボウミウシなどなど
色々観察されています。


また、透明度も良いのでイサキの群れなどもキレイに見えますよ～！↓



水温は今しばらく低めの状態が続くでしょうが、これからは気温がどんどん上がってくるので、
ダイビング後がとっても楽になってきます。
コチコチになった筋肉をう～んと伸ばして、海中でも春の気配を探してみませんか～？

大変～産まれてる！産まれているけど、問題発生でさらに大変～！！

「はぁ～」と何気なく、店舗の片隅に置いていたプラケースの飼育箱を眺めてみると・・・・・
「ぎゃ～っ！！産まれてる～～！！」

何事かと思われるでしょうが・・・
２０１６年７月１６日の記事、ニホントビナナフシの卵の話題を見ていただいた方もいらっしゃると思います。
その卵が・・・！やっと孵化しました！！

最近春めいてきたので、そろそろ孵化するかも～と思っていたのですが、
産まれてきた子供トビナナフシを見てさらにびっくり！

どうやって卵に入ってたの？という細長さです。
まだ足先に卵の殻がついたままなので、産まれたてなハズなんですが・・。

次の日見たら、足先が卵の殻から抜けて完全に脱出していたので、庭先の木に逃がすことにしました。

さよなら～元気で大きくなってね～！また機会があったら観察させてね～！！

と、そうこうしているうちに次の卵も孵化しました。
しかし、観察しているとどうやらトビナナフシの孵化はかなりの難関であることが解ってきました。
卵がかなり固い素材なので、抜け出すときに引っかかるのではないか・・・ということです。
次に産まれた個体も最後の足先が殻に引っかかってしまいました。

殻の内側が見えるように撮影してみましたが、殻の壁が厚ぼったくて重たそうです。
結局、脱出に失敗して力尽きてしまった個体もいます。

まだ孵化していない卵もあるので、様子を見つつ、できるだけ脱出できるようサポートしてみたいと思います。
「がんばれ～ニホントビナナフシの子供達～！！」

猫スタッフリーダーの若かりし頃・・・・

寒い寒い～と言っているうちに、暦はすでに３月に入りました。
島内は大島桜が咲き、当店庭のクロッカスも膨らんでいます。

冬の時期から春にかけての時期に毎年思い出すのは、猫スタッフしゃこさんが当店にやってきた経緯です。
現在では猫スタッフグループのリーダーとして存在感を醸し出しているしゃこさんですが、当初は野良ネコさんでした。
数年前の冬に当店の周りで見かけるようになりました。

まだ成猫より何回りも小さい状態でしたが、親猫や兄弟の姿は見えず、ある程度の期間は一匹で生活していたようです。
人間も他の猫も大きな音や見慣れないものもすべてが怖くて、恐怖と威嚇でいっぱいでした。



しかし・・・・しゃこさん、君は食欲に負けたんだったね・・・・（笑）

お腹が空いて空いて、毎日ごはんを食べに来ているうちにだんだん人スタッフに慣れていきました。
（て言うか、ごはんの事しか頭に無かったんでしょうねぇ・・）


少し空気が暖かく感じられる頃には・・・落ち着いて写真が撮れるようになったんです。

まだ幼さが残る姿の中に一抹の寂寥感というか・・・ちょっと小公子風じゃないの～～。




今では後輩スタッフも出来て、寂しさも解消されたかな～？

ガ～ン・・ちょっと方向性が違ってきてない？？（笑）



自分より小さな猫に対しては面倒見が良かったり、優しいところが取り柄のしゃこさんですが、
まだまだ人間に対しては警戒心がありますので、ゲストの方と触れ合うことは難しいようです。
でも少しずつではありますが（お腹脂肪の増加と比例するように）お客様への態度にも余裕が出てきています。


とっても可愛い～！！という猫さんからは程遠い当店の猫スタッフ達ですが、
それでも日々進歩しているようです。
ゆっくりスーパー猫スタッフへの道を歩いていこう！！ね？（えっ、目指してない？？）