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ダダン!ダンダダン!!!

2022-10-25 | つぶやき

やっと昨日、サラコナークロニクルズのドラマ版ターミネーターを、再び最後まで見終わりました・・・久しぶりに見たけど、やっぱり結末がわかりにくい。

当時大好きでDVDBOXを買っていたので、それを捨てずに売らずにとっておいたものがあるので、久しぶりに見たのでありました・・・・。

 

 

(ここから先はネタバレが満載です。これから見たい人はスクロールしないでください!)

 

 

 

 

 

 

最後は、アメリカドラマのよくないところが出ちゃった感じ。

急な打ち切りで、どんどん登場人物が死んで、最後はくわしい説明もなく、視聴者に謎だけ残して強制終了した連続ドラマでした。

液体金属の女社長(中の人の夫が死に、妻が液体金属にコピーされた)が謎すぎるんだよね。最後まで詳しい説明がないんだもん!

最後の方で、ライリー(ジョンのガールフレンド)と、チャーリー(サラの元恋人)、そして、チャーリーが最後の家で飼っていたわんこ(名前失念)、デレク(ジョンの父のカイルの兄)が、次々と死んじゃう上に、育て中のAIのボディ(ジョン・ヘンリー)と、味方ターミネーターのキャメロンの中身(チップ)が行方不明っていう、問答無用のエンディング。

さいごのさいご、液体金属女社長が、社長室の水槽で飼っていたウツボが、液体金属女社長の本体にスルッと吸収されてたり、まるで、ジョジョのゴールドエクスペリエンスばりの、ウツボが液体金属だったという謎のカミングアウトがあったのはなぜだろう。(きっと脚本家や演出家の遊びだねw)

知らない人にとっては何が何だかわからない上に、今見ようと思っても、なかなかサブスクで見れる確率が低いので、簡単に説明してみましょう。

 

さらに注意:さらにネタバレ満載です。これから初めて見たい人は、決して以下から見ないでください!!

 

 

 

 

 

 

 


まず第1に言えることは、サラコナーとジョンに関わるとみんな死んでしまうということですw
まるで、24のジャックバウワーに関わるとみんな死ぬっていうくらい死にます。現実だったら絶対に関わりたくないファミリー。それがコナーファミリーであります。誰がいつ死ぬのかは、長くなるので詳しくは書きません。


1.ジョンコナーが15~16歳ごろのお話。結論から言うと、最終的に、15~16歳のままジョンが未来に飛び、未来で無名の状態で登場し、これから、みんなの知る”あの”ジョンコナーになるんですよ~という直前のところでストーリーは突然終わります。それを覚悟して見るべし。


2.まずはじめに、まだ幼いジョンは、精神病棟を一緒に脱出した母であるサラと、その後は一緒に生きつつ、今はアメリカのとある場所で新しい住居に住むことになり、ジョンは普通に学校に通うことになる。そこで、未来から送り込まれた”キャメロン”という名の女子の見た目のかわいいターミネーターに出会い、仲間だと告げられ、キャメロンはコナーファミリーの中で、ジョンの妹の設定で一緒に生きることになる。そして最初のミッションとして、アメリカならではの「ID」を作ることに奔走する。それに関わった人たちはその後9割が死亡。


3.・・・とほぼ同時期に、また、未来のジョンから送り込まれた戦士たちが、とある廃ビルみたいな寂れたビルの一介に突如としてやってくるが、それへの追撃として、同じく未来からやってきた、敵側のターミネーターに殺され、いきなり9割が死亡する。1人生き残った戦士は、ジョンの父、カイルの実兄、デレクだった。


4.その後デレクとサラとジョン、そして未来からジョンのために派遣された女子ターミネーターのキャメロン、みんなで協力して敵側のスカイネット陣営と戦う日々を送ることになる。


5.途中から、新たな陣営として、液体金属の超高性能な女性ターミネーターが、とある社長の見た目で、社長業をしながら、その液体金属にコピーされた女性の子供(小学校1年生くらい)とともに、敵か味方かわからん謎の陣営として暗躍する。サラコナー事件を調査していたFBI捜査官が、ある事件の後退職し、その後この女社長が液体金属と知らずに、この社長の元で、ヘッドハンティングされ働くことになる。


6.未来の戦士たちが持ち込んだ様々な資料と、お金とたくさんのダイヤモンドという資金でスカイネットにつながる人々をやっつけようと動き回る中、また新たな謎の陣営が登場する。それは、ジョンの実の伯父であるデレクの恋人で元軍人の女性ジェシーと、その女性が未来から連れてきた、とある女子(ライリー)だった。敵か味方か不明のまま、物語が進行する。ジェシーはターミネーターをめちゃくちゃ憎んでおり、その憎しみが強いあまり、ジョンとキャメロンを引き裂こうとしていたのであった。


7.ここで陣営が4つあることが判明する。
 (1)コナーファミリー。サラ、ジョン、デレク、キャメロン(+サラの元恋人チャーリー)
 (2)スカイネット殺戮軍団☆メカメカ☆ターミネーターチーム。(複数の種類あり)
 (3)液体金属女社長チーム(+AIジョンヘンリー、+元FBI捜査官)
 (4)デレクの恋人☆ジェシーチーム(+ライリー)


8.最後の最後まで(3)と(4)は敵か味方かわからないドキドキ感があり、ジョンのガールフレンドとなったライリーも最後まで誰かわからない設定になっている。そんな中、最後の最後、液体金属女社長の自宅で、(1)と(2)の戦闘が行われ、その戦闘と経緯を見て、初めて(3)が、ジョンの味方であることがわかるのであった。とはいいつつ、液体金属女社長は、問題ありとみた人物は容赦なく殺していくし、敵か味方かわからない冷徹な立ち振る舞いをしているため、完全に独立した陣営だと想定される。(劇中でも説明が薄い。)


9.結局最後の舞台は、液体金属女社長の会社の地下で、ひっそりと作られていた、スカイネットに対抗できるAIを作っていた場所(ジョンヘンリーのいた場所)でジョンと女社長自身を未来に飛ばすことになる。最後、会社の地下にボロボロになったキャメロンのボディだけが置き去りにされており、AIとして育て中だったジョンヘンリー(見た目は成人男性)のボディは消えており、(3)の陣営だった元FBI捜査官と、(1)のサラコナーがその時代に取り残される。


10.最後に、液体金属さんは、未来に着くやいなや急にスルッといなくなってしまう。おそらく液体金属さんは、出来損ないのスカイネット陣営をどうにかしたいという憤りがあったが、より良いAIが完成していないうちに未来に来てしまったので、とりあえず去ったと思われる。しかも、未来ではともかく、まだ幼いジョンとのつきあいがなく、未来の世界でも、ジョンの周囲では、はじめからずっと味方であることが説明されていない上、敵陣営だと思われている状態。未来からジョンがキャメロンなどを派遣している中でも、液体金属との交流が中途半端に放置されている。ここは続きがあれば、もっとじっくり描いてもらいたい部分だけど仕方ない・・・。っということで最後の最後は、AIを作っていた地下の作業場で、姿が見えず、声だけで登場するサラコナーが「I LOVE YOU、John」とささやき、物語はTHE☆END。


 

こんな感じです。サラコナークロニクルズ!!!!!!!

 

ほんとはもっといろんな物語が詳細に描かれていて面白いんだけど、文字だけだしだいぶ省きました・・・。


映画のターミネーター2で出てきていた、精神病棟でサラの担当だった元精神科医が思わぬ形で再び登場したり、サラの元恋人役だったチャーリー役の人は、同じく映画のターミネーター2で液体金属さんを演じていた俳優さんだったりと、いろいろ、映画のターミネーターが好きな人向けに作られたファンサービスが盛りだくさんだったのです。

時を同じくして、スーパーマンが高校生だったころを詳しく描いていた、連続ドラマ「Smallville(スモールビル)」も放送していた頃、こんな風に、ジョンの青春時代の一部を描いた連続ドラマがあったんだなと思うとあの頃は、有名なキャラの青春時代を描くブームだったのかなと(勝手に)思います。

サラコナーの方は残念ながら、放送時間の変更に伴って、急な打ち切りで最後は、たたみかけるように主要な登場人物が死んじゃったり、謎だけを残して理解不能状態になったわけだけど、いまこうして文章にしてみると、意外にそれもよかったと思えたりw

当時はおそらく発狂するがごとく「なんじゃいこりはー!」となって、怒り心頭な視聴者が続出したことでしょう・・・。

結局、液体金属女社長が一人勝ちか!!っていうくらいに、謎のパワープレイを見せつけてくる上に、最後の最後まで敵か味方かわからない演出で、急な打ち切りっていうスパイスも加わって、もはや伝説のターミネーターストーリーになりました。

ターミネーターは、映画の「T2」以降はすべて、監督の勝手な想像で作られたパラレルワールドだと思わないと、つじつま的に、まともに見ていられない作品ですw

それでも、このサラコナークロニクルズの連続ドラマでもって、詳細に描かれたことで、液体金属女社長が目指した崇高な目的=スカイネットを凌駕するAIを構築し、人類とロボットにとってよりより関係の未来を築くっていうことにシフトした、ハッピーエンドへの伏線になり得るストーリーとなったんだと、ある種、腑に落ちた感じがあるので、この作品があって救われたな~と思うのであります。

この作品がなかったら、この物語が結局どこに向かって行くのか、人間だけが勝利する単純なストーリーなのかとがっかりしたに違いありません・・・。

しっかし、すでに起こるべきして起きた審判の日とか、液体金属さんが目指した崇高な未来とかって、やっぱりあちらのお国の人たちの信じるキリスト教の影響が色濃く出ているなと思わざるをえません。

途中、ジョンヘンリーという、ごくごく普通の見た目の成人男性のボディ(元・敵陣ターミネーターのボディ)に、女社長が、優秀な社員に開発させていたAIシステムをつなげて、AIを成長させるシーンがたくさん出てきますが、キリスト教的世界観を教えるシーンもあり、なぜ命は大切なのか、天国とは何なのかとか、道徳を教えようとするシーンに時間を割いてるんですよね。

それでもって、通常のKILLマシーンとしてのターミネーターじゃない、崇高なAIを作ろうとしていた女社長の液体金属さんも、やっぱり人間ではないので、やり方が荒っぽいというか、ロボット的な動きで奔走する訳なんだけど、その説明があまりない上に冷徹な判断で、おおざっぱに邪魔な存在を瞬殺していくので、視聴者はどの視点でこのストーリーを楽しんだらいいのか途中でわからなくなります・・・が、それも演出家の望んだところだったとしたら、それもよしとするしかなさそう。

言いたいことはいろいろあるけど、結局、ダダン、ダンダダン!ダダン、ダンダダン!!!ってターミネーターが登場して、ジョン陣営は戦わなければならないっていうストーリーはこれからも続くのでしょうか。

もし続編が作られるとしたら、ぜひ、このサラコナークロニクルズのドラマ版の続きを希望したいです。液体金属陣営とジョン陣営が共闘して、共通の敵、ダメダメスカイネットメカメカ陣営と最終決戦!素晴らしい未来がやって来るッ!っていうハッピーエンドなドラマをいつか見てみたいですね。(最近のターミネーターは見てたり見てなかったりしてるので詳しくはシランけど~)

ネタバレ満載でしたが、ネタバレがあったとしても、結局、細かいストーリーは何も説明していないので、それでも見たいという人は是非、オンラインレンタルでDVDを利用して安定した環境で見てみることをお勧めいたします。

サラコナクロニクルのファンの間でも、一番いいのはDVDでの視聴だってみんな口コミしています。DVDはカットシーンや、音声解説付きバージョンがあったりするので面白いです。( ´ ▽ ` ) 

ダダン、ダンダダン!!!

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