実は私は、小学校5年生~中学1年生頃まで、約3年間、個人で運営されていた英会話教室に通っていました。(初めての告白!)
全然そんなつもりはなかったけれど、当時通っていたピアノのレッスンが先生のご自宅で、しかもその先生のお母さんが、そのご自宅で、同時に英会話教室をやっていたのです。もちろん日本人の先生です。
中学校に入る前にやっていくといいよ~とのピアノの先生からの勧めもあって、親も許してくれたので、その親子揃っての先生のご自宅には週2回は必ず通っていたのです。
なので、学校以外で英語を勉強しようとするのは、中学1年生の時以来ということになります!すっかり忘れてたけど。(笑)。なので、私の本当の意味での、生きた会話っぽい英語の知識は、KIDSレベルで止まったままというわけです。。。
今でも、その、小学校の時に習ってた学校外で習う英語レッスンの内容は、ところどころ音だけで覚えていることが多いけれど、なんというか・・・。自動的にすらすら口から出るフレーズがあるけど、今、私なんてった?みたいな、不思議な記憶の残り方です。
英語の歌も、いくつか覚えています。でもその歌詞の綴りは正確には書けません。。。簡単な英語のセリフで劇なんかもしてました。いろんなカードゲームもやった・・・。懐かしいな~。そしてなんとな~~く覚えている、英語の”最古の記憶”は、たぶん、これ。
Hello、Susie.
Hello、John.
こんな感じ。まさにあいさつのやり取りですね!!(名前は正確じゃないかも)・・・これが最古の記憶だけど、言われてみると「How are you?」っていう言い方は習ったことなかったかも。やったかもしれないけど、覚えてない・・・。(その後学校英語と記憶が混ざってしまった!)
テキストは、押入れとか屋根裏とか探せば、きっとどっかにしまってあるはずなんだけど、探すのがめんどいので探しません。。。
そんな自分ですが、中学校時代は割と英語は得意な方でした。ほとんどが、小学校の時に習った英語の復習でしたからね・・・。でも、受験英語はさすがに精神的には答えてたので大変だったけど・・・!(>_<)!
高校英語にもなると、もう、あまりに退屈で嫌いすぎて(つまんない文章ばかり読ませるし!)、昔あんなに楽しんでた英語がすっかり嫌いになりました。だけど洋楽も洋画も好きで、海外ドラマも大大大好きだったので、そういう意味では生の英語には触れ続けていたかもしれません。無意識だけど。。。
けれどその後はフランス語に浮気をし、(やっぱり本質的に語学が好きなのかも)、国内外の貧乏旅行が趣味になり(ユースホステルによく泊まったなぁ~!)、またしばらくすると語学熱も少し冷めて(ここが情けないところですが)、今はまたすっかり英語熱を取り戻したっていう具合で今に至ります!
全然意識していなかったけれど、ゲームをするようになってから、気が付いたら、自分の好きなゲームが洋ゲーだらけになっていました。そして、自然と英語に触れるようになっていたけれど、不思議と英語でもいやではなく、むしろゲームを利用して英語をもう一回勉強してみようか、と思うほどになりました。(実際ゲームを利用はしてないけどっ!)
そんな体験しかない私ですが、学校の勉強に対する一つの提案があります!(勝手に)!文部省さんよ!よく聞きなはれ!(聞くわけない!!!)
語学って、音楽やスポーツと似た「実技」の科目だと思うのです。本格的にその技能を習得しようと思ったら、すごーーーーく大変なことは目に見えてます。海外在住したり特別な人以外は。
だから、学校英語は、方向性をチェンジすればいいと思うのです。つまり、「学校英語を習っても話せるようにはならない」っていうのを逆に考えるのです。
学校では専門英語を教えなくていい!!!
ずばりこれです。意外な提案でしたか!?(^-^;;;;
私が提案するのはこれです。
一部英語を含めた、”異文化コミュニケーション学”にする!!!
これしかない!!!
完全に、”話せるようになるかどうか”、とか”英語を日本語にちゃんと翻訳できるかどうか”、という方針を切り捨てるのです。
普通の公立学校で音楽や体育を習っても、音楽家やスポーツ選手にはなれないのと一緒です。そういう専門的な道に進みたければ、他でやればいいんです。
英語も同じ。最低限、社会に出てから必要な英語力は教える。(アルファベットとか、単語とか、簡単な文法や会話とか。)・・・けれど、それ以上の専門的すぎる内容は教えない。やりたい人は他でやればいい。
普通の公立学校で教えるのは、異文化コミュニケーションについて教えればいいと思うのです。日本と外国との違いとか、日本語と英語の違い、英語以外の言語についてとか,日本の常識は世界の非常識だとか、人種や宗教との関わり、世界の文化、そういう”ざっくり”とした分野の内容です。「世界を知ろう!」みたいな。
そうすることで、日本人の学校の先生たちが、学校で教えやすくもなると思うんです・・・。どうやったって、普通の日本人の英語の先生のレベルを全員ネイティブ並みにまで上げるのはほぼ不可能なわけですし。
それよりも、英語は本当に基本だけきっちりと教えればいい。それなら、日本の先生も、自分の英語力を限りなく上げる努力に時間を割くのでなく、先生として「教える」っていうことに専念できると思う。英語力が高くても、教えるのが下手なのはだめだから。社会科の科目じゃ補いきれない現代世界全体を、コミュニケーション学を通じて学ぶ、的な視点に切り替えてしまえばいいと思うのです。
実際に、そういうこと知っていた方が、中途半端な英語を教えるよりずっといい。
「フリーズをプリーズと聞き間違えて、銃で撃たれ、留学生が死んでしまった」
・・・とか、そういう情報は日本国民全員に教えるべき。日本の英語は、英文学の翻訳中心だから、それなら英書を読む専門分野に進みたい人だけやればいい。とにかく日本社会はガラパゴス。もっとリアルに世界を知りたいのだよ!
何度も言うけれど、英会話の習得は、スポーツやピアノと同じ修練を必要とするので、部活的な活動とか、課外授業とかで、学校内でどーしてもやりたければ、やりたい人だけやればいい。もちろん、受験科目からは専門的すぎる英語のテストは外すこと。
まとめるとこんなかんじ!?
・本当に必要な最低限の英語
(アルファベット・かんたんな挨拶・自己紹介・発音・基本単語・基本表現・ネイティブ幼児用の絵辞書を使うなどかんたんな洋書の読解など。)
・異文化コミュニケーション学
(そういうのあるかどうかは知らないけど(>_<)!)
・総合的な世界の文化についてのざっくりとした知識
(どういう分野か知らないけど!)
とりあえず中学校まではこれでよくて、高校からは、普通科以外にも、英語科なんかがあったり、専門性を高めたければ、その道に進めばokになるけど、あくまで普通の高校の場合は、上記の内容の、レベルアップバージョンになるだけにする。
とにかく学校の英語じゃもうだめなのだから、(質の高い授業のできるシステムも作れないし、日本の先生を育てられないのだから)、いっそざっくり切り捨てて、方向転換!!!
インターネットが出てきて以来、もう時代は変わってきてるのです。英語なんて、そんなにたくさん税金をかけなくても、学校で教えなくても、ただでも格安でも勉強できる環境がいくらでもあるのです!!!
22世紀にはそうなってるといいなぁ。(勝手な発言!)