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iPad mini2 を買って、改めてiTunesストアでピアノ曲を買ったのだった。実はピアノ大好きで、ピアノ歴も長い、アマチュアピアニスト☆アフロなのであった・・・。
<選曲のコンセプト>
自分が弾いたことがある&教わったことがある&難易度中級程度
注意:過ぎる、とはいえ、一般的な感覚ではマイナー過ぎる、という意味です。ピアノ畑にいる人にとってはそんなにマイナー過ぎるというほどではありません。('-'*)ゞ
▼マイナー過ぎる?珠玉のピアノ曲~その1
フォーレ作曲:夜想曲 第1番 変ホ短調 作品33-1
とにかく暗い。日本海溝くらい深く、暗く、神秘的な曲。あえてこれをトップバッターに持ってくるアフロです。(。-_-。)。フォーレ、という人が、確か教会のオルガン奏者出身だったかなんだかなので(うろ覚え)その影響か、どことなくそんな息吹を感じつつ、途中、かわいらしいところも見え隠れしていて、緩急・明暗に富んだ、とても良いピアニスティックな小曲。楽譜は見つけるのが難しいかも!?(私は輸入盤なるものを持ってます)でもね、でも!是非、この曲を見つけ出して聞いてみて下さい。夜。ヘッドフォンをつけて。なるべく大きい音で。眠りながら・・・。
明るい曲も、ヒット曲も、POPSも、ロックも、ジャズも、アイドル曲も、民族音楽も、アニソンも、なんでもかんでも聞く自分ですが、この曲は本当にいつまでたっても色あせない、宝石のような(あえていうならダイアモンドじゃなくアメジストみたいな)大切な私の心の養分となって、いつまでも心を豊かにし続けてくれます!明るい曲に飽きてきたら、是非この暗~い曲を・・・。
▼マイナー過ぎる?珠玉のピアノ曲~その2
ショパン作曲:ポロネーズ 第1番 嬰ハ短調 作品26の1
マイナー過ぎる、とまではいかないけれど、あえての1番。この曲は、発表会で弾いた、一番最近人前で弾いた思い出深い曲。私の一番最近のピアノの先生の、留学先の恩師である、とある外国人の先生にも数回教わったことがある曲・・・。ショパンのポロネーズと言えば、「3番(軍隊)」「6番(英雄)」といった大味な曲ばかりが取沙汰されていて、とても悲しい。 私は1番が好きだ!好き過ぎて、同じ曲で、違う人のを単体で2個も買ってしまったくらい好きだ!別途高いお金を払って、外国人の先生にも教わったくらい好きなのだ。
iTunesストアでは、何故か、あの、知る人ぞ知る、トンデモナイ名曲「ポロネーズ5番」が、単体で売っていなかった・・・。何故・・・・。本当は、「5番」を単体で、いくつか欲しかったのに!「ポロネーズ5番?なにそれ?有名?」そんな人に是非伝えたい。音楽人生、ほんのちょっと損していると思うの。。。しかしあえて、「おすすめ」と題して入れなかったのは、私自身、全然完璧に弾けたもんじゃないから。
ここでは、あえて、ちゃんとお金を払って購入しているもの&自分が弾いたことあるもの、教わったことがあるものをチョイスしていくつもりです。
▼マイナー過ぎる珠玉のピアノ曲~その3
ショパン:ポロネーズ 第10番 ヘ短調 作品71の3
普通のありきたりな安価系(?)の「ポロネーズ」の楽譜を買うと、まずお目にかかれない通し番号シリーズ。遺作?というのがよく分からないけど、ショパンが割と若いころに作曲したらしい。(うろ覚え)。確かに、ポロネーズに関して言えば、大好きな1番や5番ほどの成熟さはないのだけど。それでもこの曲は、「弾く側に」したら、とっつきやすく、割と深さも感じて、ここでお勧めしたい「マイナーだけど素晴らしい作品」として紹介したくなってしまう出来のよさ!
ショパンはピアノの詩人・・・と言われてるけど、あえていうなら「ピアノ専門の人」。たとえば、バイオリン専門の人が作ったピアノ曲とは訳が違うのだ。
ショパンは、確かに、難しい・・・。弾いてると、独特な難しさを感じる、だけど、オーケストラ畑にいる人が作った曲よりも、はるかに手に優しい。人体の理にかなった作曲をしてる!とひしひし感じるのだ。
それでもやっぱり、「ポロネーズ5番」は難しい。特に真ん中の「マズルカ」と呼ばれる明るい部分がめっちゃ難しい。意外に、前後の激しいところは私にも弾けるくらいの難易度です。ずばり!5番は、見た目と音とに、完全に反する難易度設定なのだ・・・!
ところどころ、弾けるところだけを弾いて、一生が終わる。プロとアマの壁がそこにある!
そんなことを感じてしまった。 とあるiPadMini2を手にしたアマチュアピアニストなのであった。。。