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レオナルドダヴィンチとアンギアーリの戦い展

先日、京都へ個人的に注目していた展覧会に出かけました。

そのひとつは、京都文化博物館で開催中のレオナルド・ダ・ヴインチと「アンギアーリの戦い」展です。

レオナルドとミケランジェロの競演による未完の大壁画計画のアンギアーリの戦い。その壁画の中心部にあるのが軍旗争奪の戦闘場面を描いた「タヴォラ・ドーリア」で、イタリアの至宝が今回初公開されています。

この作品は油彩画の板絵で、長い間行方不明だった作品で東京富士美術館によりイタリアに寄贈されました。もし、この作品がダ・ヴィンチの作品だとするとモナリザに並ぶ歴史的な傑作と言われています。また、仮に違っていても同時代の作品に間違いはなく、ダヴィンチに基づく作風にもっとも近いもので、きわめて貴重な作品です。

また、今回アンギアーリの戦いと並びミケランジェロに基づくカッシナの戦いの下絵も今回初公開されており、また、その後に活躍した画家たちにより描かれた模写もならんでおり、ダ・ヴィンチのアンギアーリの戦いが、後世においても重要な作品であったかが伺えました。

本展は、11月23日まで京都文化博物館で。その後宮城県立美術館にて開催されます。

レオナルド・ダ・ヴィンチのアンギアーリの戦いにまつわるミステリーをあなたも「タヴォラ・ドーリア」から体感してみませんか。


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