ドラゴンズの高木采配で、毎日に苦々しい思いでいるところに何とも情けない事件がまた起こりました。
例の飛ばない統一球がMPBにより飛ぶようになっていた事件です。選手もファンも昨年と同じ統一球なのに、何で今シーズンは、ホームラン量産。打率上向き傾向に首をかしげ、選手がボールに慣れてきたという何とも曖昧な結論で納得していたのに、実は反発係数をあげたボールに変えられた事実を知り納得しました。
しかしながら、柔道の上層部と同じく、MPBもコミッショーナー自ら知らなかったと言い、不祥事ではないとうそぶく、これでは選手、ファン、各球団に失礼な話です。また、陰の首領である渡辺恒雄オーナーの声も聞こえてこない不思議さ。
海の向こうでダルビッシュが知らない訳がないとつぶやかなくとも、みんな知ってるでしょう!と叫んでます。
この統一球、コミッショナーの名前が、黄門様の印籠よろしく見事な達筆で記されています。しかし、そんな威厳ある統一球も、その威厳の軽さを象徴して見事にスタンドに運びこまれる様を観て、加藤御仁は、どう感じてられるのでしょうか。
かと言って、交流戦も終盤のこの時期に、統一球問題をどう解決するか「今でしょ!」と言えない事情をMPB(加藤コミッショナー)自らが作り出してしまった苦しい事情があったのか、白日のもとに、さらしていただけることを、一ファンとして願うものです。