65オヤジのスタイルブック

映画 劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~

画像1

本日の映画レビューはドラマからの映画化となった救命医療ドラマ「劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~」です。

日本では数々の医療系ドラマがヒットし、映画化されるケースが多く映画も一様にヒットしています。印象的なのは映画でもシリーズ化されヒットしたコードブルーですが、こちらも完結を迎え満を持した形で劇場版TOKYO MERが公開されました。医療系ドラマが好きな僕にとって、特に救急救命作品は劇場で鑑賞が必須ですので今回のレビューとなります。

物語は都知事直轄の走る救急室TOKYOMERの成功により、全国に設置すべくかつての同僚、賀来賢人演じる音羽を中心に文部大臣直轄の横浜MERが設置された直後に、横浜ランドマークタワーで大規模の爆発事故が発生、最上階に193名が取り残される事態にTOKYOMERとYOKOHAMAMERが協力して救出する中で悲喜こもごものドラマが展開されます。

ドラマの中核となる爆破事故とは別に冒頭からCGによる迫力ある事故現場での救出劇でスタート、妹を亡くした失意からかつての妻、仲里依紗演じる千晶との再婚と妊娠で復活した鈴木亮平演じるチーフドクター喜多見がビルに取り残された千晶と菜々緒演じる夏梅と共に救出に向かうメンバーの奮闘はリアリティにあふれています。ドラマからのMERキャストの加え、喜多見を慕う新メンバーにジェシーが横浜のチーフドクターには杏が加わって映画らしい大胆な演出がおもしろいです。

医療系ドラマは、原作や脚本に恵まれて外れがないのですが、今回の作品はチームとしての役割が明確でスタッフ個々のキャラクターが生きています。特に鈴木亮平の人間味あふれる演技と徹底的に作り込んだ医療に向ける知識と演技が光ります。出演者が彼を変態と言うのもその部分にあるのですが、変幻自在の役柄に加えて、彼の象徴的なキャラクターとしてシリーズ化を期待しています。


映画レビューランキング


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「【映画・ドラマ・演劇】」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事