昨日のSMAP解散、分裂報道は、福山雅治の結婚報道よりも衝撃だったと思います。
木村君を除き、中居君、草なぎ君、香取君、稲垣君の四人は元マネジャーの元でジャニーズ事務所を離れるとの報道で、僕自身は納得してましたが、ここに来て芸能界の不文律を破った元女性マネージャーに逆風が吹き、4人のメンバーは元のさやに納まりたいとの報道もあり、去る者は追わずの方針(そんなきれい事の話ではないと思いますが)のジャニーズ事務所が拒否することで、木村君が事務所側に説得にあたっているとの話もありますが、その真相は本人たちがコメントしない限り憶測でしかないと思ってます。
仮に解散、分裂になったとしても、過去に事務所を離れて成功したのは郷ひろみさんと本木雅弘だけで、両者ともジャニーズと異なる方向性の中で、才能を認める人たちのバックアップによるところも大きく、ジャニーズと言う巨大な壁を乗り越えるだけの才能と努力があったからだと思います。
このように他のメンバーが、ジャニーズ独立後に大きく成功した事例は少ないのですが、SMAPの場合はジャニーズの中にバラエティと言う新しい文化を作り出した点で、メンバー個々にも自信があったのではと推測できますが、現状の仕事の継続で考えると中居君を除けば、かなり苦労するだろうと思うは僕だけではないと思います。
その中で木村君だけが残ったことは、後輩ジャニーズへの影響力を加味しており、近藤真彦、東山紀之に続く系譜を継ぐべき存在を木村君が自覚していたのではと考えています。
あえてジャニーズを文化論で語るなら、前述した新しい文化を核にしてSMAPの存在は、後のジャニーズメンバーにも継承されているわけで、ジャニーズ文化はよどみなく流れていくと感じます。