65オヤジのスタイルブック

劇団ひとり

陰日向に咲く

幻冬舎

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僕は、偶然のなかの必然を感じることが多い。それはたぶん好奇心の旺盛さから来るものだと思っている。

パソコンで、劇団ひとりの処女小説「陰日向に咲く」が話題になっている。
くだりを読むことが出来たのでかじってみると、これがなかなかなものだ。
小説を読むとき、誰でも序章が大切だと思うだろう。
それが、読みきることへの興味の一歩とも言える。彼の小説はそれに値する。

話では、早くも映画化の話もでてるとか。自らにメガフォンを取らせるとの噂もあるそうだ。

そう観てみると、ドラマの電車男でのオタク役の演技もなかなかのものだった。ひょっとすると次世代の竹中直人のような存在になるような予感がした。

お笑いブームが去るとき、数々の芸人が淘汰されるだろうが、このタイミングで小説が反響を呼ぶことは、彼の才能を開花させるいいタイミングだ。
お笑い以外で才能を開花させ存在感を出している、北野タケシ、片岡鶴太郎、竹中直人など、目標とすべき先輩がいることは彼にとって大きな財産だ。

今最も、注目を浴びる芸人に躍り出しそうな勢いを、夜のイロモネアのトリを飾り100万円の賞金を獲得した姿と自信に満ちた目の輝きを見て確信した。

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