トム・クルーズ主演のサスペンス・アクション作品「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」を観賞
前作のアウトローで、渋さが漂うジャック・リーチャーを好演したトム・クルーズ。今回は、その続編として再始動。日本映画に人気を抑えられている現状から、少々評価も低いようですが、トム・クルーズファンにとっては、好感度の内容です。もちろん、僕も好評価です。
流浪の旅をおくる、元軍人のジャック。今回は、かつての彼が所属していた陸軍内部調査部の女性少佐ターナーが、いわれのない国家反逆罪で逮捕されたことを知り、彼女ともに真犯人を暴いていくという内容です。
ジャックとターナーの活躍に加え、ジャックの隠し事される少女も事件に巻き込まれ、陸軍内部に渦巻く悪を徹底的に暴き、クールな風貌と悪に対する容赦なき暴力のギャップは、トムの代名詞となったミッションインのイーサン・ハントとは対称的なキャラクター。
二人の異なるキャラクターを使いこなしながら、ジャック・リーチャーシリーズへと、うまく移管していくような予感がします。また、鍛えあげられた肉体は、若き肉体とはまた異なるものの50歳を過ぎた彼が追及するアクション俳優としての信念は揺るぎないものに感じます。