ジョニー・デップ主演の映画「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密 」を観賞。
ジョニー・デップの新キャラクターとして話題の作品ですが、同名小説をモデルにしたアクションコメディです。
物語は、イギリス貴族のチャーリー・モルデカイが、破産寸前の危機的状況化で得意のインチキ画商ぶりを発揮して、強奪されたゴヤの幻の名画の謎を解きながら、破産危機を脱するという内容です。
随所に笑いを誘う場面は数多くあるのですが、名画の謎もよくあるパターンで美術にある程度の知識がある人間なら容易に謎が解けます。また、生理的に拒否反応する場面が多くお下劣も度が過ぎて個人的には残念な作品です。
僕はシリアスなジョニー・デップが好きですが、パイレーツオブカリビアンシリーズのジャック・スパロウと比べてもキャラクター的には見劣りするので、ファンにとっては新キャラクターを期待しない方が良いかと思います。
ただし、作品のテンポの良さやチャーリーの妻を演じるグイネス・パルトローやチャーリーを助ける絶倫の従者などキャラクターに注目してみるとけっこう楽しめる作品でもあります。