ディラン・オブライエン主演、マイケル・キートン共演のスパイ・アクション映画「アメリカン・アサシン」を観賞
最近は、スパイアクション作品が不人気なのか、メイズ・ランナーシリーズのディラン・オブライエンとオスカー俳優で鬼才マイケル・キートン共演作品ながら意外と観客がまばらですが、レッド・スパローやコードネームUNCLEにキングスマンなど多彩なスパイアクション作品が公開され、夏にはトム・クルーズのミッション:インポッシブルの新作も公開とスパイ祭なんですが、ぜひ今回の作品も観てほしいなと思います。
今回もレッドスパローのように全米ベストセラー小説の実写映画化で、HOMELANDのマイケル・クエスタ監督がメガホンをとってます。
無差別テロにより恋人を殺された青年ミッチ・ラップが復讐に燃える中で、CIAにスカウト。元ネイビーシールズの鬼教官ハーリーの元で、過酷な訓練を積み、テロリスト集団に立ち向かうという内容です。
鬼教官ハリーをマイケル・キートンが演じ、復讐を誓ったミッチが既に身に着けていた柔術やピストル技術を生かしながら過酷な訓練を受けるシーンはリアリティーにあふれ、オブライエンのギャランドゥな肉体も相まって熱気ムンムンです。
いよいよテロリストと対峙するミッションでは、ハリーの過去の教え子の登場に、プルトニウム強奪に絡む危機とスパイアクションの要素をふんだんに取り入れて魅力的な作品に仕上がってます。
今回の作品は原作がシリーズものとあって、おそらくはオブライエンとキートンのコンビでシリーズ化されるのは必至。初回からテンコ盛りだっただけに、次回作が消化不良にならないかと不安ですが、シリーズが実現すれば、テレビドラマシリーズの監督だけあって、うまく作り上げてくれることを期待してます。