65オヤジのスタイルブック

映画「麒麟の翼」

オヤジが泣くと話題の映画「麒麟の翼」を観てきました。

ドラマ「新参者」の映画版としても話題の作品ですが、東野圭吾原作のドラマ&映画化作品は、ハズレがないです。

今回も実に人間味あふれる内容に仕上がっていました。今回のテーマは、親子で父親と息子の関係にスポットをあてて展開されています。

物語は、日本橋の麒麟の翼の前で息絶えた男とその男の殺人容疑をかけられながら事故により意識不明となった青年との接点を見つけ出すミステリー。

阿部ちゃん演じる、加賀と死んだ父親との関係。殺害された父親と中学時代に起こした事件に悩む息子。容疑者の青年と恋人との隠された秘密など、日本橋の欄干にある「麒麟の翼」を通して明らかになっていきます。

茶々丸オヤジが観た時には、ほとんどカップルばかりで、オヤジが、むせび泣く姿は、見当たりませんでした。僕はと言うと、最後にうるっときました。

最後に、自分は息子に常に正しいことをしてきたのか問うたときに、中井貴一演ずる息絶えた父親と重なり心打たれるのだと思います。

そして、息子との関係に苦悩し葛藤しながら、自身の正義を貫く理想の父親像に感動するのだと思います。

この映画の主役は、死んだ父親だと思います。


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