65オヤジのスタイルブック

DVD・僕だけがいない街

映画館で観れなかった作品をDVDで観るシリーズ。大ヒットコミックの実写化作品「僕だけがいない街 」です。

 

藤原竜也演じる売れない漫画家・藤沼悟が、アルバイトのピザ屋の配達中に同じ時間が繰り返されるリバイバルと言う現象を体験したことから、突然お起こった母の刺殺事件を防ぐために、18年前の自分に戻ると当時の小学生誘拐事件と同一人物の犯行だと確信した悟は、事件を食い止めようと奔走すると言うもの。

原作コミックが電子小説化され、今回の映画化へと進んだ流れを汲むと、いかに原作が優れていることがよくわかり、ミステリーとしての組み立ても緻密で、見応えがありました。

18年前の主人公やクラスメートには、テレビでも活躍する子役が出演。子役たちの演技力も演技派の藤原に劣らない演技で、リバイバルと言う時空間の隙間を十二分に埋めています。また、今回の作品のカギを握る教師役の及川光博にも注目して観てほしいです。

エンディングには、誰もが違和感を持つと思われますが、いろいろ調べてみると原作を読んでいる人には、かなりのものだと。原作を知らない僕にとっては、現段階で別物の存在で、原作を読んでみたくなりました。


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