65オヤジのスタイルブック

ローリングストーンズがうける理由

50周年を迎えたローリングストーンズ。ここ数年、ファッション業界でも注目を集め、キムタクの月9ドラマ「PRICELESS」の主題歌にもなり、今や重要なアイコンとなってます。

周りでは、ストーンズフリークとして知られれている僕としては、とうとうキターって感じです。

初めて買った洋楽レコードがストーンズの来日記念ドーナツ盤で、まもなく、ドラッグが問題となって幻の来日となってしまいます。それから、17年の年を経て東京ドームツアーで初来日。はじめての生ストーンズ。今も、あのドームでの興奮は忘れられません。

周囲がビートルズと騒いでも、ストーンズ一筋に愛し続けてきました。ストーンズが僕の音楽の扉を開いたと言っても良いです。

そんな、ストーンズが今なぜ受けるのか。それは、彼らが名前の通り、走り続ける意志(転がる石)を持っているからでしょう。時代を駆け抜けているからこそ、時代を感じ取ることができる稀有なロックバンドなんです。

ビルの脱退は残念でしたが、ミック、キース、チャーリーの結成時からの微妙な距離感も彼らのバンドとしての存在感として欠かせないと思います。たとえ、不仲であっても、ストーンズと言うバンドを愛し続けているからこそ今日の歴史があるんだと思います。

常々思うのですが、R&Bからロックへと流れの中で、イギリスのロックシーンだけがその流れを途切れさせること無く、ロック史に輝いているの事実も見落とすことができません。

アメリカのロックバンドがルーツをカントリーミュージック(地元の音楽)として求めているのに対し、イギリスは、常に新しいロックムーブメントを作り上げてきました。

その実験的バンドが、実はローリングストーンズと言えます。その点は、ビートルズにルーツを求めるバンドがある中で、ストーンズは、伝説として語られることがないバンドです。

おそらく、そうしたバンドは今後現れることがないと思います。多くのバンドが、神格化され伝説となる中で、彼らはそれを許さないのではと感じるのです。

これからも、苔など生えることのない転がる石として、命の続く限り走り続けてください。


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