今日早朝に、サッカー女子なでしこの集大成と言うべき決勝がはじまります。
夕方の記者会見で、佐々木監督が、本大会で退任に意向を示しました。
この発表が吉と出るかは別にして、今大会のなでしこサッカーは、金メダルを取るための戦略に徹し、ファイナルを迎えました。まさに守り勝つサッカーを展開したように感じました。
その要は、ゴールキーパー福元の堅守とFWとして決定力を持ち続けた大儀見の前線でのディフェンス力が象徴しています。
そして、宿敵アメリカとの決勝まで想定した、佐々木監督の手腕が光りました。
一方で、快進撃で準決勝まで進んだヤング・サムライは、メキシコのゴールへの執念に圧倒され完敗。皮肉にも、メキシコオリンピックでメダルを日本に奪われた雪辱を果たした結果になりました。
サッカー先進国でもある、ブラジルとメキシコの決勝は、オリンピックでのサッカー決勝にふさわしい好カードといえます。
そして、銅メダルをアジア最大のライバル韓国と争うとは、因縁じみた戦いです。ここは、準決勝の悪夢を振り払い、メキシコ五輪以来の銅メダルを獲得して欲しいです。
そして、なでしこには、宿敵アメリカを試合の中で勝利を掌中に入れ、名実共にナンバー1の座に金メダルと共に輝いてほしいです。
がんばれ!なでしこジャパン!