65オヤジのスタイルブック

映画・64-ロクヨン-前編

横山秀夫の傑作ミステリーを映画した「64-ロクヨン-前編」を観賞。

前後半の2部作となる作品は、なるべき間を詰めるために後半が公開される間近まで伸ばして観賞するのが僕のスタイルなので、今回前編の鑑賞です。

 

昭和から平成へ。天皇崩御によりわずか7日間で終わった昭和64年に起きた身代金少女誘拐事件、通称64。事件は身代金を奪われ少女を殺害され未解決のまま14年が経過、時効まで1年と迫る中で、64を模した新たな誘拐事件が発生すると言う内容です。

前編は、佐藤浩市演じる元ロクヨン担当刑事の三上の広報官と記者クラブの対立、警務部と刑事部の軋轢、事件により深い傷を負った、被害者や元ロクヨン担当のメンバーたちの姿が克明に描かれて、それぞれの人間ドラマが深く、熱く展開されて、一分の隙も無くスクリーンから目が離せない内容でした。

若手から中堅、ベテランまで豪華な実力派俳優陣の演技も、それぞれの役どころを見事に演じ切っており、どの俳優もすばらしいのひとこと。間違いなく日本映画前半の目玉作品だと思います。新たな模倣事件が舞台となる予告がされ、今から後編公開が待ち遠しい作品です。


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