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クラブW杯準優勝・鹿島がもたらしたもの

昨日のクラブワールドカップ決勝。初の決勝進出を果たした鹿島アントラーズが、ヨーロッパチャンピオン、銀河系軍団レアル・マドリッドに善戦。世界にその活躍ぶりが報道され、アントラーズの名が知れ渡りました。

優勝こそ逃したものの、その結果は予想以上に反響で、サッカーファンとしても拍手喝采です。しかしながら、今回の決勝進出は、組み合わせにも反映していて、クラブの勢力図でいえばヨーロッパのクラブチャンピオンが一番であることは間違いありません。そして過去に番狂わせを演じてきた南米チャンピオンと他地域の実力差が拮抗した結果が、今回のアントラーズ決勝進出となったことも否めません。だからこそ、選手、スタッフが、冷静に本気で勝ちに行ったことを感じましたし、年間順位3位から勝ち上がり、クラブW杯出場の機会を得ての結果だからこそ、自らを厳しい眼で見ていたのではと思います。

Jリーグ創設時からの歴史あるチームであるアントラーズは、他のJチームに比べ一から作りあがられたチームであることは、サッカーファンには知られていて、JFLの2部からスタートし、ジーコの活躍によるJリーグ加盟の資格を得て、地域色の強いチームで、サッカーを知らなかった人々をサポーターにまで広げたJリーグの思想を色よく反映したクラブチームだと思います。ジーコの教えにより勝つことへの意識を植え付けられ、一貫したチーム作りで支えられるチームだからこそ、今回の結果をなし得たと思うし、他のクラブにも大きな刺激を与え、クラブの在り方を範として示したのではないかと思います。

僕が知る限り、組織的に似たチームは、いくつか存在します。その意味でおいて、鹿島アントラーズがもたらしたものは大きく、近い将来番狂わせを演じるJリーグのチャンピオンの誕生を確信します。そして、そんな未来を水の泡にすることなく、日本代表のW杯予選の戦いに弾みとなることを切に願ってます。


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