あげちうのブロマガ

古の王と愛人の寝室にて

良くも悪くも、「秦の始皇帝」は、国中の美女を集めて後宮を創って。

ただ?「何のために?」という時、必ずしも色情的な話、だけだったろうか。

残って居る物、かもしれない。彼は、結局というか、その膨大な数の愛人と、上手く付き合えなかった、という様な無念の様なものは有ったのかも。何故か?という時、それはシンプルな話だ、数が増えてくると、「私は相手にして貰えない」というケースが不意に出てくる。流石に一部屋に100人の美女を集めてジョニーグッドバイを謡ってる場合じゃない。どうしたって偏りは出る、それは人の限界ではあり。

そもそも、なぜ?という点で、「国中の声を聞くため」そっちの方が、良くも悪くも重要ではあり。

男性が女性を求める?理由のもう一つ、ではある。「視野を広げる事が出来る」し、その分、把握を広くする事も出来る。政治的にもその感覚は大事な話だ、自分の家族だけを見ていたら、結局は不満その他で破綻が早まる。治世の方を優先する時、信用できる外部の視野、それは大事な話。

・・・それでも、或いは。朝鮮の元になったかの国、そこから来た女性、その要望には、或いは上手く応えられなかった、のかも。

単純な要求か、だ。永続し得る”今”の創生、だろうか。戦争が無く、末端の貧国にさえ目を向ける。当時のそれにとっては理想というか、未来、それだった筈で、それを可能な限り継続して貰えれば。でもその為には?或いは秦の始皇帝は死ぬ事を許されない、切実な願いだ、彼が居なくなったら末端の貧国など単純に奴隷以下でしかない。切実さは、彼を狂わせて行ったのかも。

・・・結局、彼は水銀を飲んで、40半ばで死に。結局、秦もその後、数年で滅んでしまう事には。

「兵馬俑」の筆頭として有名な、秦の始皇帝の墓は、「本当に生者を道ずれにするのは忍びない」その、彼の人柄の様なものは出てる、訳だが。そこに今も、その「どうすればよかった?」それは、なんとなく残って居たりするのだろうか。それが、或いは求めた朝鮮への呪い、そんな何かとして。

「今の皇帝が居なければ、国を護れない」その切実さと、「どうすれば死なない?」そんな苦悩と。

ともかく超展開だ、寝室で、”その”無理難題を言う愛人、それにどう応じればいい?

その女性の意向だけを重視したら他で不満は出る、かといって否定しても、そこに不満は残る。何とか、彼女を前に納得する解決策、それを提示出来れば。

”今”は色々考察はある、「大賀さんに聞こう」それは、一つのアイディア。

前にも提案はしてる、2D6(ゾロ目加算有り)での、白と黒の対戦。要望をする女性の戦力?というのは・・・後宮の女性にそんなのを期待はできない、結局は王が代弁する事になるが、とは言え、有るだろう反対する声、をリアルに拾ってくるわけにはいかない、女性が魔女化してしまう。つまり?密かにどっちも王が担い、白と黒として賽を振る。

白が勝てば、自身の意向として、臣下に対して議題にする。黒が勝てば、それは今はちょっと無理、だ。もちろん、その前に、女性との親密な話し合いの様なものはあるだろう、その先で「どうしても」そんな話の先。

当時のその人は、それで納得し得ただろうか?ともかく”これ”なら、ある程度は、最下層だろうと声は、王に届く事には成る・・・。

 

だろうか?

 

微妙にまだ、こういう現実がある、のは間違いない部分も、ある。その時、始皇帝は或いは、自身の見た理想郷、”そこ”から出る事は出来るのか…或いは。

そこは、死の世界でしかない。

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