それは、何処の現実だろう。
「耕作放棄地」その問題は、一つ目は環境整備費が出ない、という事ではある。二つ目は関連し、財源が無い事。3つ目は、販売する農作物の売り先が飽和状態な事だが。
視点では、環境整備に”価値”を見出すなら?それを維持する為に拠出するべきだが。現状では”そこ”に投入するのは、非常に費用対効果が悪い状況には有る。その土地は利益を産まないのだ、それを維持する必要性が、何処に?
単に、何も植わっていない、整備されただけの平地とは、幾ら。
この状況は、平成に入って顕著になってきた事態な訳で、インターネットの?だろうか、ともかく効率化による利益、その先に発生する「切り捨て」の、一つの具現ではある。或いは結局、実は「インターネットも」この状態になりつつあるのでは、そんな風にもふと感じたりはする。
「価値観の問題」で、無駄を整備する”それ”に対して対価を投入する意欲も、余裕も、理由も無い。
”そこ”に「価値」を感じない、訳だ。
インターネットが「プライベートに維持されてしまっている」感覚を、不意に。
本来なら?「ポケモン」そのポケモンマスターである、べきなのかもしれない。ポケモンマスターと言う小さなインターネットが複数結線?してる状態で、個々の利益性は個々に委ねられているなら、維持するかしないか?は全体の問題には成らない、が。巨大な個であろうとした、そして現実を超えた環境を目指した、これはそう言う帰結として有る、欠落だろうか。
ともかく「土地を持たない」思想を土台にする限り、土地を好ましい状態に維持する、”そう言う部分”に価値は持てない、訳だ。そして、それを世界レベルへ投影する時、耕作放棄地はただ、増えていく事には成る。ガンダムでは「重力に魂を引かれた人類」とか、そう表現される感覚だろうか。その価値感では土地に拘る事は、意味が無い訳で。
ユダヤ教は、エジプトから追い出された人々によって始まった、そんな思想である。
結果、「金」に依存し、金を神として、暗黒を愛し生きてきた、そんな何かであり。
現状、その「良識」に逆らえていない、新型コロナウイルスを「これは単なる風邪では」そう、否定出来ない様に、だ。
春の高校野球は、何とか感染者も出ず、滞りなく盛り上がって終了はした。ともかく”これ”なら?感染自身は続いていても、オリンピックも何とかなりそう、そう言う雰囲気は、少しある。日本国内ではそれほどの損害には成っていない、日本としてはこのウイルスを脅威と認識は出来ない、外国客を入れなければ…しかし。日本は形式的には、太平洋戦争でアメリカに負けている、アメリカが脅威だ、と認定するモノを…そうでないとは言いにくい。
その良識が、帰結では何かの破綻へ向かっている訳だが。
…意識の問題、だろうか?
五円玉に空いた穴に入っているモノは、何か。