色々考える。
「ドラゴンクエストの物語は有り得るのか?」について、実は混沌が有る。
如何に貴方が風俗嬢だったとしても、自分を或いは身請けすると言う存在の元へ嫁げるか?だ。
最終的に言うとこれは、絶対では無い。そのまま恋愛感情を抱けるか?と言う点で、かなり疑問はある。「絶対では無い」時、例外はほぼ必ず居る訳だが、昭和はその例外を否定してしまった、訳だ。その結果、そこには実は、何かの破綻はある。
最終的な不足、それを埋めるべきなのだろうか?と言う点で、アウトラインはほぼ準ずるように、ちょっと調整する。
「龍王が復活、それは魔物を世に放ち、世界を手中に収めんとした。王の軍勢は敗走、自ら戦地へ出向いた聖騎士のローラ姫も魔王に捕まってしまい、人質にされる。国を明け渡せ、と言う龍王からの要求を拒否し続けるも、魔物は増殖し国力は疲弊、このままでは。王は密かに龍王を倒せる者を探し、主人公がそれに名乗りを上げた。龍王に知られれば、ローラ姫もどうなるか解らない、しかし強欲なあの龍王は、国を可能な限り無傷で手に入れたいと願っている、その為には彼女の無事は必須条件だ、ならその間は彼女は無事だろう、しかし。故に貴方は「王とは無関係である」と言う状態で事に当たって貰いたい。という事態から得られる装備はほぼ無い状況、それでも貴方は、自身のその因縁を背に、魔王討伐の冒険を始めた」
という導入に変更、この時、ローラ姫がかなりおてんば?と言うか、戦闘指向であると言うか、「自身も国の為に、魔王を倒すのを目的にしていた」という設定にする事で、主人公とのシンクロに合理性?を設定は、して見る。主人公自身も、もちろん「勇者ロトの末裔」と言うフラグは有る訳だが、それ以前は平民?っぽい感じで。またそれ以上に、彼の幼い頃か何かに、「彼自身が龍王を産み出した」様な?そう言う事故か何かを設定し、倒さねば成らないのは自身の邪である、と言う感じにしてしまって。その狭い範囲での混沌を、或いは消して?みる。
その小さな、或いは何かの野心、それを抱いた自身から現れた「魔物」が、やがて古の龍王を復活させてしまう事に成った。或いは「今の王を倒し、自身が王に成らん」そんな。今の王の自叙伝みたいなのを聞いたかした時、彼に芽生えた物と、その「末裔としての制約」との狭間にある物の様な感じで?何故勇者ロトの生い立ちその他が秘匿されているか?と言うのも、実際にはロト自身もそう言う感じで、自身らの内輪から龍王が実は現れた結果、その存在その物を否定する必要に迫られた、その辺に事情がある、とかなんとか。
なので最後、主人公は王への道を断るのだ、じゃないと龍王を倒した事に成らないので。とは言え、「自身の願いを叶えてくれた」存在に対し、ローラ姫が様々な物を超えても彼に随伴する、というのはまあ、流れではあるまいか?
現状のCRPGを考えた時、”ここ”の混沌は、意外と無視出来なくなっていた、のかもしれない?地道に努力すれば嫁は得られます?そう言うモノだろうか、とかなんとか、表面的な理解は実は決して、全肯定し得る物ではなく…。
ともかく「ローラ姫の実在性について」が、このシナリオでは、どうも重要な何かの様な気はする、訳だが。
ドラマティックと見るか、或いは?ではある。
PS5時代、これはその混沌だろうか。