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あげちうのブロマガ

投げた訳じゃないさじの行方

それは、例として適当かは謎だ。

「隣のトトロ」と言う語る必要のない大ヒット作品があり、その続編?が企画された。色々あって、本来の作者では無く、「別の人」が脚本家として採用、参加する事に成った、が。結果出来た作品は何というか、トトロの謎に迫る様な迫らない様な、何とも歯がゆさと言うか、そう言うのの残る出来のまま…投入した要素の全てに何の返答も無く、「また来ます」で、終わってしまった。

それは昔話だ、思い出す過去。小さなトトロ、小さな猫バス、まっくろくろすけに覆われた古い家屋の中で蠢く何か、メイの父親らはその先に隠された洞窟?の奥で、巨大な蛇が眠っているのを見つけてしまった。彼らはそれを起こさない様にして脱出するも、その話は結局、忘れてしまった。

ネットでは「俺達の戦いはこれからだ!」に近いヒット、と揶揄され、もちろん興業的にも振るわなかった。

原作が名作で有るが故に、その出来には過剰とも言える批判は集中、戦犯探しが始まって、結局は脚本のクオリティという話にはなる。脚本家は、出世作に成るどころか、痛く評価を下げてしまった。

誰が悪いのだろう?それは結局、混沌として残った。


正直、これは「平成ではよくある話」でしかないとは思うのだが(-_-;)。

ともかく、特にか、「昭和からの脱却」を目指す、そこにはほぼ必ず、こんなオチが待っていた、のは確かではあるまいか。最終的には昭和天皇に依存していた業界は、彼の喪失後、今の体たらくに陥ってしまった訳だが。

意味だとか意義だとか、昭和から続けてる作家だって、抽象論でしか語れない現実は或いは、ある。特に、か。少女漫画、そのベクトルはその流れは顕著だった、ろうか。昭和天皇が「良いのではないか?」と言ってしまえば通ってしまう話は、今の時代では通らないのだ。それでも、ある程度は今も効いている、それは間違いない話ではある、先人、或いは親、それを動かせば良いと言うなら?方法はかなり、剣呑も含め幾らでもある。

「となりのトトロ」の続編とやらも、そう言う経緯で誕生し、そして同じ経緯で神様から否定された、訳だが。神様も、対応には苦慮がある感じ、だ。悪いとも言い難い、誰でもやる事だ、特に問題を感じる事は無い、凡百の失敗例が一つ増えたに過ぎない、が。

戦犯とされた人には、そうも思えない、のかもしれない。
批判した、その結果としての、邪な帰結だった、ろうか。
余りにも無様な帰結は、安易に敗退です、で消える物では無いのかも。
ともかく「なんでこの人を選んだ」それは、あまり問われてないのは問題ではある。

「アートスケール」の導入で、この辺に大分、「区別」は出来る様に成ってきてる感じは、ある。元ネタが80点を超えてるのなら?何か何処かでそれ以上のスコアを出してる人じゃないと、そこには不足が出るのだ。今後はある程度は選抜に振るいを掛けられる、感じはある、相応のスコアを持っているなら?出来も相応には成る、様だ。リカバーも含め、今後はそうすべきだろう、そして。

それはそれとして、その脚本家は実力不足だった、それはそれとして有る。

漫画やアニメが売れないと、経済の回復は有りません。

現場のどの程度が、”これ”に対して真摯だろうか、意識が有る方が異端児だろう。

それでも、その辺を意識しなければ、理解は大ヒット作品に届かないのだ。

如何にバカバカしいと見えても、「売れた」それは重い真実ではある(-_-;)。

 


使用イメージ
https://seiga.nicovideo.jp/seiga/im10779984
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