昨日、円らな瞳と数分間見詰合った、しかし断念、可愛い女性ではなかった。

家の近くの廃墟の蔦を眺めていたら、物音がするのでよく見ると鼬の子。

じっと見ていたら近くまで寄ってきた。脅かさないように見ていたら可愛い目で。

生まれ手間がながく、きっと恐ろしい獣にでも、また好奇心で寄ってきたのだろう。

この鼬がもう少しすると鼠を捕食に走り回る。

俺の家の近くは木造の家屋が多いのが、この鼬のお蔭で本当に鼠が少なくなった。