ホタル祭りに来ました 2010-06-12 19:19:49 | ナチュラルファミリー 昨年、民泊のモデリングを行った有原集落でのホタル祭りに来ました! « 「山の日」、たのしかったよ! | トップ | いそがしいときに、思うこと »
3 コメント コメント日が 古い順 | 新しい順 ホタルの里で (まさこ) 2010-06-18 11:35:44 昨年、私たち家族は民泊のモニターとして有原の松田さんのお宅に泊まりました。松田さんに、今回のホタル祭りに誘っていただき、再び有原を訪れることになりました。子どもたちは、はじめてのホタルに見とれ、集会場に集まってきた有原の子どもたちと友達になって、楽しく過ごしていました。 絵本「えようものがたり」を買って、子どもたちに見せたものの、あまり興味がなかったようで、そのまま本棚に置きっ放しになっていました。有原に来る時、ふと思い立って荷物の中に絵本を入れて、持って行きました。松田のおじいちゃんに絵本を読んで下さいとお願いしたのですが、時間もあまりなく、はじめは子どもたちも乗り気ではありませんでした。ところが、お話が進むにつれて、子どもたちが身を乗り出して聞き始め、畳に転がってぐだぐだしていた下の子(小学校2年生です)はおじいちゃんのひざに移動してかぶりつきで絵本を見入っていました。私も、夫も、思わず引き込まれました。最後は、子どもたちは悲しい結末にわあわあ泣きました。 前の日にホタルを見に美波羅川に行ったこと、松田さんの古いお家で読んでもらったこと、そして何よりおじいちゃん自身のことば三次弁で語られたこと、長い間伝えられてきたお話自体に力あったこと、そんなことが全ていっしょになっての「ものがたり」。本当に素晴らしい体験でした。 民泊のモニタリングは若い女性がメインターゲットでしたが、私は小さい子どもたちにこそ、民泊は必要なんじゃないかと思います。いつわの里を歩いて、そこに入っていって、彼らの身体で自然を体験して、そこで生まれた物語をおじいちゃん・おばあちゃんに語ってもらう。すごく贅沢な時間で、これ以上素晴らしい時間はないと思います。 うちの子どもたちは「えようものがたり」を聞いた後、泣きながら「殿様なんて嫌いだ!」「何でそんなむごいことするんだ!」と怒っていました。「今は、もう殿様なんていないよね。もう、そんなことはないよね」と言うのに、「いや、そんなことないんだよ」とつい答えてしまいました。私の頭に浮かんでいたのは、口蹄疫にかかった牛を「処分」しなくてはならない人たちのことでした。私は、飼っている牛をどこかに隠したいと思っている人たちがいるのではないかと思うのです。 物語は、民族の歴史が詰まっているのだそうです。本当に面白く、興味が尽きないです。 返信する ほたるまつり (aiai) 2010-06-27 22:19:46 まさこさんお返事おそくなりました!!えよう物語、松田さんに読んでいただいたということ。私も、その場にいたかったなあ~。民俗の心の流れる場に暮らしを持っている方々が日本にいらっしゃるということ。そして、その心を少しでも知りたい、守りたい、つなぎたいと思っている日本人がいるということ。その部分で、わたしはまさこさんたちと出会えているのかもしれませんね。また語りましょう! 返信する 三次コミュニティーチャンネル (aiai) 2010-06-27 22:46:29 まさこさん、みなさん、三次コミュニティーチャンネルへブックマークからジャンプしてみてくださいね。有原のほたるの様子、映ってます!! 返信する 規約違反等の連絡 コメントを投稿 goo blogにログインしてコメントを投稿すると、コメントに対する返信があった場合に通知が届きます。 ※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます 名前 タイトル URL ※名前とURLを記憶する コメント ※絵文字はJavaScriptが有効な環境でのみご利用いただけます。 ▼ 絵文字を表示 携帯絵文字 リスト1 リスト2 リスト3 リスト4 リスト5 ユーザー作品 ▲ 閉じる コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。 コメント利用規約に同意する 数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。 コメントを投稿する
絵本「えようものがたり」を買って、子どもたちに見せたものの、あまり興味がなかったようで、そのまま本棚に置きっ放しになっていました。有原に来る時、ふと思い立って荷物の中に絵本を入れて、持って行きました。
松田のおじいちゃんに絵本を読んで下さいとお願いしたのですが、時間もあまりなく、はじめは子どもたちも乗り気ではありませんでした。ところが、お話が進むにつれて、子どもたちが身を乗り出して聞き始め、畳に転がってぐだぐだしていた下の子(小学校2年生です)はおじいちゃんのひざに移動してかぶりつきで絵本を見入っていました。私も、夫も、思わず引き込まれました。最後は、子どもたちは悲しい結末にわあわあ泣きました。
前の日にホタルを見に美波羅川に行ったこと、松田さんの古いお家で読んでもらったこと、そして何よりおじいちゃん自身のことば三次弁で語られたこと、長い間伝えられてきたお話自体に力あったこと、そんなことが全ていっしょになっての「ものがたり」。本当に素晴らしい体験でした。
民泊のモニタリングは若い女性がメインターゲットでしたが、私は小さい子どもたちにこそ、民泊は必要なんじゃないかと思います。いつわの里を歩いて、そこに入っていって、彼らの身体で自然を体験して、そこで生まれた物語をおじいちゃん・おばあちゃんに語ってもらう。すごく贅沢な時間で、これ以上素晴らしい時間はないと思います。
うちの子どもたちは「えようものがたり」を聞いた後、泣きながら「殿様なんて嫌いだ!」「何でそんなむごいことするんだ!」と怒っていました。「今は、もう殿様なんていないよね。もう、そんなことはないよね」と言うのに、「いや、そんなことないんだよ」とつい答えてしまいました。私の頭に浮かんでいたのは、口蹄疫にかかった牛を「処分」しなくてはならない人たちのことでした。私は、飼っている牛をどこかに隠したいと思っている人たちがいるのではないかと思うのです。
物語は、民族の歴史が詰まっているのだそうです。本当に面白く、興味が尽きないです。
お返事おそくなりました!!
えよう物語、松田さんに読んでいただいたということ。
私も、その場にいたかったなあ~。
民俗の心の流れる場に
暮らしを持っている方々が
日本にいらっしゃるということ。
そして、その心を
少しでも知りたい、守りたい、
つなぎたいと思っている日本人が
いるということ。
その部分で、
わたしはまさこさんたちと
出会えているのかもしれませんね。
また
語りましょう!
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ジャンプしてみてくださいね。
有原のほたるの様子、
映ってます!!