宇宙船シャングリラ 【もう一つの日本神話】

日本人青年が趣味で、東側諸国の関連の情報を取り上げる。

プーチン政権の外交戦略。

2012年07月16日 16時33分57秒 | ロシア連邦

ロシア外交の「ソフトパワー」
タグ: CIS, シリア, 外交, 米国, 政治, 解説, 国内
オリガ デニソワ 15.07.2012, 14:11
 © Collage "The Voice of Russia"   
 

ロシア外交の優先課題はCIS、EU、米国との関係にある。

ウラジーミル・プーチン大統領が先週行われた各国に

駐在するロシア大使との会合で明らかにした。議論は、欧州における経済危機、中東情勢、アジア太平洋諸国との協力発展に及んだ。

 


   大統領によれば、現在ユーロ圏で起こっていることは氷山の一角に過ぎない可能性があるということで、

ユーロの不安定な状態は伝統的な西欧が経済的覇権を失いつつあり、国際政治における力の再分配が行われる可能性があると指摘した。

その一方で、当の西欧諸国は現在ある覇権的な地位を捨てようとしておらず、それを維持するためには国際法でさえ反故にしていると、プーチン大統領は強調している。

   -これはいわいる人道作戦や「ミサイル爆弾民主主義」、内戦への介入などに表れている。

北アフリカおよび中東における改革プロセスがいかに矛盾に満ちており、バランスを欠いたものであるのか我々は眼にしているし、多くの場合、悲惨なリビア的シナリオが待ち受けている。

もちろん、シリアなどの国々でそのようなシナリオを繰り返すことは許されない。

 

   シリアは国際問題のなかでも最も緊迫したテーマのひとつだ。コフィ・アナン特使の仲介プランが全面的に支持されている一方で、

緊張の高まりは続いている。

   多くの国際的および地域的問題の解決は、2つの核大国であるロシアと米国にかかっている。米国との協力について、プーチン大統領は予測可能なものであり、相互に利益のあるものであると述べている。そして選挙前にありがちな過激な言動にあまり騒ぎすぎないよう呼びかけた。

  

 

 

 

 

ロシアはほかに、カザフスタン、ベラルーシとの間で関税同盟を通じた統合を進めている。

次の段階はユーラシア経済共同体であり、すでに欧米諸国も旧ソ連諸国に立ち現れている新しい動きを無視できなくなっている。

CISはロシア外交にとって「核心」であるとも指摘している。

   さらにアジア太平洋地域との協力も優先課題だ。そのダイナミックな発展は、

インドや中国など、アジア太平洋地域が新しい政治経済的な中心となる様相を呈している。
 
 


ロシア海軍と中国海軍の演習。 上海協力機構を敵視することの危険性。

2012年04月25日 14時26分35秒 | ロシア連邦

南シナ海で中・米・露の策略が渦巻く中、自衛隊の海外駐屯の可能性が出てきたり非常に残念な方向に極東は進んでいる。
結局、日本帝国の失敗から学ばずに、我が国はまた「無謀な軍事競争」に突き進んでいる気がする。


工業技術・環境技術を武器に色々な国と関係を持つどころか、米国軍産複合体の下請けになることしか野田内閣は考えていない。
(プーチンがせっかく、日本との技術的協力を呼びかけているのに)

日本のマスコミと保守派は致命的な間違いを犯している。
ロシア政府・中国政府が、軍事力のごり押しで傲慢な覇権主義に走っているという認識である。
これは10%くらいは正しいが、僕が思うに上海協力機構側はもっと緻密で長期戦略的なビジョンを持っていて、
決して力任せでは無いと思う。

特にロシア軍部は、心理戦・情報戦で日本よりも圧倒的に研究している。






「2012年は世界的なパワーバランスの大転換の時」だと思っている人は多い。
ところが多くの日本国民は「アメリカの栄光は永遠だ。」と思っている。







満州事変の時「中国憎し」の感情だけで、支那大陸への泥沼的侵攻を支持していた日本帝国臣民と同じく、
多くの日本国民はマスコミの垂れ流した反中至上主義に至り、「毅然とした態度で中共に挑むべき!」というボケた意見を持っている。
上海協力機構に「負けん気」「嫌悪感情」で挑むなら、日本は米軍の犬としてこき使われて犬死するのみだろう。


インドが上海協力機構に加盟していることを知らず(?)、中国政府やロシア政府が世界から孤立しているなどという
うちの国の保守派(というか勝共連合知識人)の脳内妄想がネット右翼により今日も伝染し、
日本国民は完全に情報閉鎖状態に有る。


こういう時こそ、あえて日本は飲料水や環境保全技術を中国やインドに売るだとか、ソフト路線に出るのも良いと思うけど、
右傾化した国民はそれを支持しないだろう。
「毅然とした態度でカッコよく挑めばどんな敵にも勝てる」という考えでは、美しい自滅が有るのみだ。


新自由主義で多くの日本人は、財産をどんどん外資系企業・多国籍企業に吸い取られているが、
おそらく国民は最後まで立ち上がらないだろう。






韓国とロシアで防衛協力構想が持ち上がる。

2012年03月18日 18時00分37秒 | ロシア連邦
北朝鮮と事実上の経済協力国たるロシア連邦政府が、なんと北朝と関係が最悪に成った筈の韓国(南朝鮮)政府と、
防衛協力の準備が有るのだと言う。
韓国とロシアは現在、経済協力が深化している。
ロシアは中国・台湾とも繋がりは深い。


だが、華人が台頭しすぎると、ロシア人の商売が全部もって行かれる可能性がある。
なので中国系企業とライバルに成って欲しい勢力を求めている。
それが日本と韓国なのだろう。
プーチンは中華系経済の台頭は脅威だと考えているらしく、中国台湾系企業の対抗馬に日韓系企業を選んでいるのかもしれない。


ロシア・韓国 防衛協力発展の用意

12.03.2012, 10:23
今週ロシアと韓国はモスクワで、両国関係史上初めて、軍事領域での協力と地域安全保障に関する交渉を行う。
 イオンハップ通信が韓国国防省の声明を引用して伝えたところでは、15日モスクワに、韓国のリム・グヴァンビン戦略問題担当国防次官が到着する。次官は、アナトリイ・アントノフ国防次官と朝鮮半島の安全保障状況について意見を交換するほか、両国の軍事アカデミーへの士官の留学や軍事技術領域での協力などロシアと韓国の二国間協力問題についても話し合う。 ロシアは、ソ連が負った債務の支払いとして、すでに1990年代から韓国に、戦車やヘリコプターを供与してきた。一方韓国政府が、ロシアの対空防衛システムS-300の獲得に関心を持っていることはよく知られているが、韓国政府は、韓国の兵器市場に競争相手が出現するのを望まない米国の圧力のもと、そうした意向や、そもそもロシアとの軍事技術協力拡大を放棄せざるを得なかった。 



北朝鮮の労働党と人民軍は今、李明博反民族政権を倒すための打倒南韓のプロパガンダを白熱させている。
なのに、韓国と経済的・軍事技術的な連帯を結ぶのは少し異例かもしれない。

ちなみに、ロシア政府は日本の鉄道技術・機械技術を求めている。シベリアの近代化には、日本の技術が必要なのだ。
これは中国も同じ。ロシアと中国大陸には、日本製を求める声が強く、市場が有る。
シベリアに新幹線や輸送列車を走らせたいロシア政府としては日本の技術力が必要なのだ。

前も書いたが、「日中露経済協力」で日本は職人精神を武器に勝負して欲しい。
いい加減、アメリカ追従を止めて、対中・対露技術提供、そして外注を止めて自国の労働者保護をやって欲しいところ。
(少し矛盾してるかな?)



妄想を語らせてもらうと、プーチン勢力は南北朝鮮とパイプを深くして、
アジアにおける影響権・覇権を確保しようとしているのかもしれない。


韓国は事実上、日本と同じくアメリカの衛星国だ。
日韓はアメリカを兄の国と仰いで、頭を下げ続けて来た。
台湾では既に親中派の馬英九が勝利した。
韓国をロシアが抱きかかえたら、米国の覇権の失墜は進むだろう。

日本の野田内閣は対米追従だが、日本政府は機能不全なので役に立たない。
プーチン次期大統領にはぜひ、アジアでの影響権拡大を目指して欲しい。

NATO価値観はもう飽きた。







アジアの夜明け、プーチン勝利。 ロシアは再び蘇る。

2012年03月17日 11時48分16秒 | ロシア連邦


※画像はユーラシア連合の構成国家。2015年頃に結成予定。

プーチンが、勝利した。
欧米のマスメディアや人権団体(=民主化工作団体)の情報戦は厳しいものだったが、
これを何とかかいくぐって勝利にたどり着いた。





ロシア連邦政府は現在、北方領土やロシア本国での開発には、日本の技術力が必要だと考えている。
僕は、日本の鉄道技術・機械技術などがもっと中国やロシアに輸出されたら良いと前から思っていたが、
プーチン政権で行われることを切に願う。

これから、中国も共産党政権が終わり、台湾との連帯でますます経済的覇権が増す。
ロシアにしてもプーチン政権は今まで冷笑された東側諸国を誤りをただし発展させるだろう。


欧米マスメディアの「民主化」「人権」などという誤魔化し・まやかしを打ち砕く力をもっってるのがプーチンだ。
「NATOの価値観」が絶対だったという固定観念はうちの国では根深いですが、
これからそれがマスコミが創った幻想だと気がつく人が増えたら良いと思います。



CNN・FOX・AFP・AP通信といった、欧米の新自由主義系・宗教右派系のメディアは
こぞって、やれプーチンのせいで「人権活動家」が政治犯として収容されたなどと
ネギャキャンしていた。
人権団体や人権活動家などは、世論誘導の工作員が大半だろう。
東欧革命やアラブの春だってそうだった。



プーチンが勝利したのは、人権屋や民主化工作を使った、欧米の政治ショーがもううまく行かない事を表している。
報道戦が得意だったアメリカの、没落の象徴のような気がする。
うちの国の野田内閣は親米保守だから、難しいだろうが日本政府とプーチン政権はぜひ接近して欲しいと思う。






プーチン帝の選挙用音楽が無駄に格好よい件。 

2012年01月28日 22時38分39秒 | ロシア連邦


プーチンの応援音楽



統一ロシア党の指導者でロシア次期大統領候補のプーチン陛下の選挙音楽が異常に高品質である。
こういうのをユーロビートとか言うの?

妖精帝國やアリプロしか最近聞かない私には分かりません。

現代はポピュリズムの時代だな。
大阪のファシモトさんもプーちんみたいな国家人民民主主義政治やれば良いんだよ。








↑これは上海協力機構のMAP。
  モンゴルやインドも上海協力加盟国だ。


ちなみにプーちんはユーラシア連邦(同盟)と称して、
偉大なるソ連帝国の復活を宣言された。
(そうでもないか)




僕は、反共主義だし、アカにかぶれたことは一度も無いが、

偉大なる人民の不滅の砦、民族友好の偉大なる証、耽美なる人民軍のソ連帝国万歳!
労働者の唯一の母国、人民民主主義独裁のソビエト民族社会主義共和国連邦万歳!

と叫びたい気持ちだ。


偉大なる大衆主義には「音楽」と「制服」が必要だな。
ナチスもSSの制服のクールさが無ければ流行らなかった。
ファシモトは制服のデザインをナチスから拝借してハシスとか作って欲しい。


とりあえず、プーチンの事務所の人、いい音楽作ってくれて有難う。
(だれが作ったか知らないが)
というかプーちんはマジでソ連帝国を蘇らせて欲しい。
もう市民民主主義と人権屋の政治は飽きた。


いや勿論、今の日本みたいな平和主義国家も良いですけどね。










トゥヴァ共和国の民族楽団。

2012年01月21日 17時00分41秒 | ロシア連邦

彼らもロシア連邦人である。





トゥバァ共和国はロシア連邦を構成する自治体の一つだ。
人口の半分近いトゥヴァ人は見た目はロシア人(民族としての)とは違い、
モンゴロイドで顔もアジア人に近い。
モンゴル人などもごくわずかに住んでいる。
トゥヴァ語はモンゴル語に近く、文字もよく似ている。
(ただしトゥヴァ人の大半はロシア語も通用する)







上の旗はトゥヴァ人民共和国のものだ。
(モンゴル人民共和国の国章とよく似ている)
このトゥヴァ人民共和国はソ連邦とモンゴル人民共和国のみが独立国家と認めていた。
現在はロシア連邦トゥヴァ共和国でロシアの一部。


ロシア人というと白人をイメージしがちだが、実は朝鮮人・トゥバァ人・ウイグル人などモンゴロイドも多いのだ。
南千島列島(北方領土)にも高麗人と呼ばれる朝鮮系ロシア人が住んでいるのだ。
トゥヴァや旧ソ連邦のトルクメニスタンなどに、エキゾチックなロマンスを抱いたロシア人は多かった。
西洋人からすると「アジアの少数民族=シャーマニズム」というステレオを持たれる場合が多い。


この前、うちの店に食べに来た、オーストリア人は見た目は完全に中国系で、
一般的なイメージのオーストリア人とはかけ離れていた。
英語で話していたけど。
見た目で帰属国家を判定するのは極めて難しく成ってきている。


実はこのトゥヴァ共和国ですが、孫文パパ時代に一度中国領土(中華民國領土)に成ったために
今も中華民國政府の保守派は領有権主張しています。
勿論現実的に台湾がトゥヴァ編入するのは無理でしょうが、
ロシアと離れた台湾がトゥヴァを自国領だと主張しているのは不思議ですね〜。





イギリス共産党マルクス・レーニン派がスターリンのポスターを掲げてデモ。

2012年01月18日 00時04分47秒 | ロシア連邦







世界中で反金融・反格差デモが暴発している。
韓国のソウル市の米韓FTA反対暴動も凄まじいい、
それに比べたらうちの国はよくも悪くも平和主義なので、激しい反政府暴動は起きていない。
原発やTPPはもっと怒らないとマズイよ!
世間の目を気にして、外面を良くしたがるのが私たち日本人ですが、もっと東電には怒りましょうよ。



2011年は世界中で暴力革命が起きた文明の行きつまりの始まりみたいな年でしたが、
上の画像はいつの頃か、イギリスの極左政党、
英国共産党マルクスレーニン主義派のデモの様子です。


偉大なるスターリン閣下の肖像画を掲げてデモるというかなり異様な光景です。
(私個人からするとアバンギャルドというか破壊力が高くて良いけど)



スターりン同志へのナショナリズム的な再評価が旧ソ連諸国(バルト三国をのぞく)では高まって居るらしい。
勿論、圧倒的に多くの市民はスターリン閣下を恐ろしい独裁者で愚なる指導者だと考える。
しかし、スターリン閣下のあの威厳というか、いかにも絶対君主・神聖ソ連帝国の終身独裁官的な面持ちは、
他の指導者には無い。
なのでアンチからしたら少し痛い、スターリンオタは増えている。
グルジアのゴリ村では今でもスターリンは英雄らしい。
(ゴリってガレッジセール思い出すな)



つまり、共産趣味的にはかなりかっこいいのだ。
ロシアでも露連邦共産党はスターリン主義を再評価している。
脳内で美化するには最適だし、やはり帝国の指導者はあのくらいの威厳が有って欲しい。



いっそのこと日本国の指導者はもう二次元キャラにして、
みんなで架空の象徴元首をマンセーするとかにしたらどうだろうか。
神武天皇とか、同志ナズーリンとか池田大作とか、幸福の科学の大川エルカンターレとか
個人崇拝できる存在は多く有るのだし。



ちなみに個人的にヒトラーとかも、まあ外国人迫害はよからぬが、
議会制民主主義の欺瞞と矛盾を見抜いたセンスとかはかなり高く評価してます。
ナチスって結構頭脳集団でして、社会政策や人類進化論は結構まともですよ。
これからは「第三の位置」の時代なのんだし
橋下徹はどうせなら大阪ナチ党でも作ったらええねん。


天皇家も京都市住んでくれ。東京都ばっか権力行き過ぎやで。
















シリアにロシア海軍の艦隊到着。 シリア動乱はひとまず回避か。

2012年01月10日 17時03分35秒 | ロシア連邦




シリアで民主化という名の反乱工作が続いている、
しかし、このシリア民主化は仏国のサルコジ派が関与したり、米国系の市民団体が関与したり、
ツイッターやフェイスブックが革命の起爆剤だったとか言うステマ的(やらせ)な情報が流れたり
やはり、欧米諸国の「見えない権力」が働いて居る気がする。


リビア・カダフィ政権解体の時も怪しげな「人権団体」「女性団体」「プロ市民団体」が
出没していたが、
偽善的な市民運動で「親欧米政権の樹立」を行うのはアラブの春工作により露呈している。


独裁反対!、人権や民主主義を守れ!と叫ぶ人が必ずしも人権を尊重するとは限らない。
これは、CIAダライラマのチベットゲリラや露・チェチェン共和国の反乱にも言えると思う。
人権を守れと言う人が結局、人権を尊重しないケースは多くある。


シリアも確かにバアス党(アラブ社会主義再建党)の開発独裁が必ずしも良いとは言わない。
色々な腐敗や汚職も有るだろう。
しかしバアス党を追い出して、親米親EU政権が出来ても人々は幸せとは関係が無い。
そもそも今回のシリア革命も欧米の仕掛けたプロレス茶番ショーだと思うのだ。
イスラエル政府やアメリカ政府がアラブの春を仕掛けた可能性だって有る。


最近、イスラエル軍やアメリカ軍と思われるサイバー攻撃部隊がイランの政府施設(核施設?)を攻撃したり、
イラン軍が米軍機を鹵獲(ろかく)するなど、
中等が騒がしい。
ロシア海軍が艦隊を派遣したことにより、シリアの国家解体はひとまず先延ばしにされたと思う。
そして、ペンタゴン(米国軍部)の覇権と世界的な影響力は最早、弱体化する一方に有ると思う。



今回も、「ロシア政府がシリアの独裁政権に加担している!」と叫ぶ、
市民団体やNGOが出てくるだろうが、
ロシア海軍の関与は個人的には支持したい。
もう米国や西欧の価値観で発展途上国に強制民主化を行うのは、ドル経済の為の茶番だと思うからだ。














シリア:ロシア艦隊寄港は「連帯の証」

9.01.2012, 11:24
 シリアのサナ通信は、ロシア艦隊がタルトゥス港に寄港していることについて、シリア国民との連帯の証だ、と位置づけている。航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」、大型対潜哨戒艦「アドミラル・チャバネンコ」などからなるロシア艦隊は8日、タルトゥス港に入港していた。
 タルトゥス港にはロシア海軍の補給拠点があり、今回の寄港は食料・飲料水などの補給のためとなっている。 今回のロシア艦隊は、ロシア本国を昨年12月6日に出港し、演習を実施しながら、新年を地中海で迎えた。



引用元: VOR ロシアの声.



写真はシリア共和国のバアス党党章。





ロシア下院選挙とネット工作。 とヒラリーの思惑。(もう一回)

2012年01月08日 20時24分47秒 | ロシア連邦






ロシア下院選挙は統一ロシア党が勝利したものの、大きく議席を減らした。
極右のロシア自由民主党や共産党は倍近く議席を増やした。
この選挙結果は、やはりプーチンの個人的なカリスマの曇を表しているのだろうか。
プーチンの人気低迷はロシアでも盛んに報道された。

今回のロシア下院選挙に魔女ヒラリー・クリントンが早速文句を付けている。



=========================

産経新聞・12月6日(火)7時55分配信

【ワシントン=犬塚陽介】
クリントン米国務長官は5日、ロシア下院選に関して開票過程での票の水増しなど不正行為が指摘されている問題について、
ロシア政府に「徹底した調査」を求めた。訪問先のドイツのボンで記者団の質問に答えた。

クリントン長官さらに「選挙結果はは自由、公正かつ透明性であるべきだ」と強調し、
「ロシアの有権者は自分の票が公正に扱われたかどうかを知る権利がある」と疑惑への調査を呼び掛けた。

ロシア下院選に選挙監視団を派遣した欧州安保協力機構(OSCE)は5日、声明を発表し、開票過程で票の水増しなどの不正操作が行われたとの見方を示している。

カーニー米大統領報道官も5日の定例記者会見で、ロシア下院選の手続きについて「米政府は深く懸念している」と表明した。


==============================



プーチンの人気低下は欧米のメディアによると「ネット住民」による運動が大きいらしい。
情報統制を強めるロシアのメディアに載らない、プーチン政権に不都合な事がネットで知られるように成った。
しかし「ネットの声=国民の大多数の声」と考えるのは勿論、愚暗でしょう。

よくある、「検閲を受けていない=正しい情報」「マスコミが報道しない=真実」という発想も誤りです。


うちの国のネット右翼と同じで、「クリックの多い少数派」の意見がネットでは代表的な意見だと勘違いされやすい。
つい最近、麻生太郎が「KARAや少女時代を知らないと時代遅れ」とかソウル市のロッテホテルで発言して話題に成ったらしいが、
麻生太郎が世界平和連合(統一教会)の会友だと知っている人は、別にどうってことない普通の発言だと理解するだろう。
ネット世論はヒステリーでマニアックな粘着層が作り上げるのです。


それはさておき、ヒラリー氏がロシア下院選挙の国家規模の不正行為(?)に並々ならぬ執着を持っているのは何か引っかかります。




なんでも「エホ」だとか「ゴロス」だとか言論の自由と民主主義のためのNGO(つまり親米勢力)は、
ロシア連邦政府当局からサイバー攻撃を受けただの騒いでいるようです。


これは私の偏見とインスピレーションからの妄想ですが、
こういう「民主化勢力」はたいていペンタゴンの息がかかった単なる親米団体だと思います。




私は、人権団体とか市民団体をどうしても懐疑しがちです。
エホの幹部たる「民主化活動家の女性」がロシア国境庁に逮捕されたらしいですが。
マスコミが持ち上げる「民主化活動家の女史」「自由の女性」はアウンサンスーチーといい、ティモシェンコといい、ろくでも無かったりする。
ところでヒラリーはロシアの民主主義うんぬん言ってますが、
アメリカ合衆国で家庭菜園が禁止に成ったり、ホームレスの強制連行を一部自治体が行なったりしているのはどう考えているのだろうか。






露当局 米国務長官のロシア下院選挙に関する声明に警告

6.12.2011, 19:24
 ロシア議会下院国際問題委員会のコサチョフ委員長は、もしロシア議会選挙に関するクリントン米国務長官の声明に続いて、何らかの行動がなされるのであれば、ロシアとして厳しい対応をとらざるを得ないと警告した。
 コサチョフ委員長は「下院選挙を『自由がなく公正さを欠く』と評したクリントン国務長官の声明は、露米関係改善を促すものではない」と指摘し、次のように強調した―  「選挙実施の基準について決める事ができるのはロシア市民だけだ。 その評価に関して言えば、唯一正当なものは、国際的な義務に従ってロシアに招聘された公的使節団の意見である。 彼らの中間報告はすでに公表されている。それによれば、ロシアでの選挙は成立した、つまり正当なものであった。」

帰ってきたスターリン。 あと同志ナズーリン。

2012年01月07日 21時42分05秒 | ロシア連邦




ロシア連邦共産党の公式サイトでは、ソ連邦国民を大量処刑したスターリン閣下が英雄的に描かれている。
さらに、偉大なるスターリン閣下がバイクに乗って手にアサルトライフルを装備して、
クレムリン宮殿に現れるポスターを露共が使用している。
スターリン閣下は、大粛清やウクライナでの飢饉を生み出すなど、絶対的な悪人として信じられている。
しかし、偉大なるスターリン同志は今や、ネタとして復活し、イギリス共産党ML派がデモの時に
顔写真を掲げるなど「再評価」が進んでいるのである。




ところで日本という国は、ナショナリズムへの反発・嫌悪が強いのに、
熱心な反共国家なのです。
(むしろリベラルだから反共主義が強いのかな?)


うちの国では左翼=社会主義=マルクス主義=スターリン主義という誤解が多いですが、
社会主義と共産主義は実は別物です。



考えたら、日本国は旧自民党的な社会主義国的ヘゲモニー政党制の方がむいている気がします。
社会主義的な専制主義は私たち日本民族にピッタリだと思うのですが。
「江戸時代」とか結構平和で良かったですし。江戸時代を生きてませんが。
あと江戸時代は社会主義だったのか謎ですが。
スターリン様式のホテルとか宮殿は威圧感有りまくりでカッコ良いです。


ロシア連邦共産党は統一ロシア党に選挙負けたけど。
プーチン皇帝が票の不正操作をしたと露共は言ってますが、どうなんでしょうね。









こちらはナズーリン同志。
この絵のタッチは私は好きではないが、他のナズはもっと可愛いよ。
スタイリッシュシベリア送り、蒔きを数えて3000年。
東方projectを国家戦略的にアジア圏に輸出したらきっと、巨大ビジネスとして成長する筈です。
特に現中国・台湾・ロシアでは今、日本の創作物がブームですからこの巨大中国市場を見逃すのはおしい。


共産主義は日本では絶対悪とされる。
だからこそ闇の魅力が有るのであり、性的倒錯というかエロティックな破滅的耽美を感じる。
共産主義は1億人の人を殺した・・・というが、
「神様」が殺した人や資本主義が殺した人も沢山いるし。
要は、そういうのって人類の進化により解決する事だと思う。


言っときますが、私はコミュニストでもガチ左翼でも有りません。
どの前衛党も支持してませんよ。
むしろ社民党・日本共産党には魅力を感じないのです。























ロシア下院選挙とネット工作、ヒラリーの思惑。

2011年12月08日 14時55分29秒 | ロシア連邦


ロシア下院選挙は統一ロシア党が勝利したものの、大きく議席を減らした。
極右のロシア自由民主党や共産党は倍近く議席を増やした。
この選挙結果は、やはりプーチンの個人的なカリスマの曇を表しているのだろうか。
プーチンの人気低迷はロシアでも盛んに報道された。

今回のロシア下院選挙に魔女ヒラリー・クリントンが早速文句を付けている。



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産経新聞・12月6日(火)7時55分配信

【ワシントン=犬塚陽介】
クリントン米国務長官は5日、ロシア下院選に関して開票過程での票の水増しなど不正行為が指摘されている問題について、
ロシア政府に「徹底した調査」を求めた。訪問先のドイツのボンで記者団の質問に答えた。

クリントン長官さらに「選挙結果はは自由、公正かつ透明性であるべきだ」と強調し、
「ロシアの有権者は自分の票が公正に扱われたかどうかを知る権利がある」と疑惑への調査を呼び掛けた。

ロシア下院選に選挙監視団を派遣した欧州安保協力機構(OSCE)は5日、声明を発表し、開票過程で票の水増しなどの不正操作が行われたとの見方を示している。

カーニー米大統領報道官も5日の定例記者会見で、ロシア下院選の手続きについて「米政府は深く懸念している」と表明した。


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プーチンの人気低下は欧米のメディアによると「ネット住民」による運動が大きいらしい。
情報統制を強めるロシアのメディアに載らない、プーチン政権に不都合な事がネットで知られるように成った。
しかし「ネットの声=国民の大多数の声」と考えるのは勿論、愚暗でしょう。

しかし「検閲を受けていない=正しい情報」「マスコミが報道しない=真実」という発想も誤りです。


うちの国のネット右翼と同じで、「クリックの多い少数派」の意見がネットでは代表的な意見だと勘違いされやすい。
つい最近、麻生太郎が「KARAや少女時代を知らないと時代遅れ」とかソウル市のロッテホテルで発言して話題に成ったらしいが、
麻生太郎が世界平和連合(統一教会)の会友だと知っている人は、別にどうってことない普通の発言だと理解するだろう。
ネット世論はヒステリーでマニアックな粘着層が作り上げるのです。


それはさておき、ヒラリー氏がロシア下院選挙の国家規模の不正行為(?)に並々ならぬ執着を持っているのは何か引っかかります。




なんでも「エホ」だとか「ゴロス」だとか言論の自由と民主主義のためのNGO(つまり親米勢力)は、
ロシア連邦政府当局からサイバー攻撃を受けただの騒いでいるようです。


これは私の偏見とインスピレーションからの妄想ですが、
こういう「民主化勢力」はたいていペンタゴンの息がかかった単なる親米団体だと思います。




私は、人権団体とか市民団体をどうしても懐疑しがちです。
エホの幹部たる「民主化活動家の女性」がロシア国境庁に逮捕されたらしいですが。
マスコミが持ち上げる「民主化活動家の女史」「自由の女性」はアウンサンスーチーといい、ティモシェンコといい、ろくでも無かったりする。
ところでヒラリーはロシアの民主主義うんぬん言ってますが、
アメリカ合衆国で家庭菜園が禁止に成ったり、ホームレスの強制連行を一部自治体が行なったりしているのはどう考えているのだろうか。






露当局 米国務長官のロシア下院選挙に関する声明に警告

6.12.2011, 19:24
 ロシア議会下院国際問題委員会のコサチョフ委員長は、もしロシア議会選挙に関するクリントン米国務長官の声明に続いて、何らかの行動がなされるのであれば、ロシアとして厳しい対応をとらざるを得ないと警告した。
 コサチョフ委員長は「下院選挙を『自由がなく公正さを欠く』と評したクリントン国務長官の声明は、露米関係改善を促すものではない」と指摘し、次のように強調した―  「選挙実施の基準について決める事ができるのはロシア市民だけだ。 その評価に関して言えば、唯一正当なものは、国際的な義務に従ってロシアに招聘された公的使節団の意見である。 彼らの中間報告はすでに公表されている。それによれば、ロシアでの選挙は成立した、つまり正当なものであった。」

そろそろ腐女子がプーチン×メドベージェフとか恐ろしい事を考えそうな予感。

2011年11月28日 17時51分40秒 | ロシア連邦



イラスト投稿型コミュニティーサイトたる「ピクシブ」にてプーチン帝が結構人気ある存在だった。
プーチンは不思議と日本の保守派からもそれなりに支持される場合がある。

というかネタ的に取り上げられる。



ピクシブで人気・・・という事は・・。


まさか政治家BLとかでプーチン×メドベとか不謹慎というか、国際問題に成りそうな物を腐女子は作らないように。
もしそんな同人誌を作ったらザスローン部隊が貴方の家の扉をノックして、翌日貴方は、日本に産まれていない事に成るかもしれない。




因みに中共BLとか言って、胡錦涛×温家宝とか、ダライラマ14世×江沢民とか、ポタラ宮で僧侶に李鵬総受け状態とかも止めとくように。
中国台湾ではまだBLは反道徳的だとされる。




しかし、ボーイズラブがこれほど流行り、国家や政治思想まで擬人化されると、
日本女子の文化的な後退のような気がする。
というか二次元娯楽としての同性愛の流行はなぜ起きたのか・・・。


異性恋愛や健全な家庭を営めない人が増えたのか・・・?

ユーラシア連邦へ。プーチン首相が2015年を目標に提案。

2011年10月22日 16時00分55秒 | ロシア連邦

ロシア連邦は、アメリカ合衆国の衰退によるパワーの空白を虎視眈眈と狙っている。
ユーラシア連合(ユーラシア同盟、連合とも)にむけて、旧ソ連諸国の一部と国家連合を組むつもりだ。
経済・軍事・政治での連帯がさらに強まるだろう。

旧ソ連の復活では無いとプーチンは強調するが、早速、西側の政治ブログなどからは「国家社会主義共和国連邦」などと揶揄されているらしい。
トルクメニスタンは中立国家を自称しているため、参加未定らしい、残念。
トルキスタン地方と特定コーカサスが再び、ロシア圏にまた接近する。



(10月31日追記・トルクメニスタンはユーラシア連邦加盟国でした。ごめんなさい。間違えました。)



上海協力機構もトルコが加盟を検討するなど、プーチン首相一派は米国衰退後の世界をうまくリードするチャンスを掴みつつある。



トルコ 上海協力機構への参加申請を提出

21.10.2011, 12:06
 トルコは、上海協力機構のパートナー国となるための公式申請を行った。ロシア紙「コメルサント」が上海協力機構の情報筋として21日伝えたところによれば、アメリカも上海協力機構との協力の形について協議を行っているという。
 コメルサント紙によれば、トルコは4月、北京にある上海協力機構の事務局に申請を行っていたということで、現在非公式の協議と意見交換を行っているという。 またトルコの外交筋がコメルサント紙に語ったところによれば、「ロシアと中国は、自らの政治的経済的な影響力により、上海協力機構を効果的な機構へと引き上げた。モンゴル、インド、パキスタン、イランがオブザーバー国となり、スリランカとベラルーシが対話パートナー国となっていることを考慮すれば、いまや上海協力機構はユーラシアでも最大の機構のひとつといえる。」という。








上画像は上海協力機構の構成加盟国。インドやモンゴルはオブサーバー加盟である。