第三回・世界仏教フォーラムが中国で開催された。
以下は中国国際放送局ラジオからの転載。
http://japanese.cri.cn/781/2012/04/25/Zt181s191283.htm
仏教は中国において、幅広く普及し、健全な発展を遂げています。
中国の「両岸四地」(大陸、香港、マカオ、台湾)の仏教は、
従来「法乳一脈」で、往来が頻繁で、まるで一家のように親しんでいます。中国大陸・台湾および香港の8人の僧侶が2004年、中国において「世界仏教フォーラム」を設立することを呼びかけました。
韓国や日本、タイなどの40ヵ国余りの仏教同士からの賛同や協力を得たほか、
中国政府も積極的に、この「世界仏教フォーラム」を支持してきました。
↑パチェン・ラマ11世。チベット仏教代表か?
第三回世界仏教フォーラム、来週香港で開催
第3回世界仏教フォーラムの背景
中国仏教協会と香港仏教連合会、中華宗教文化交流協会が共同主催する第3回世界仏教フォーラムが、4月25~27日、香港で開催されます。これに合わせて、「国内三宝(仏歯舎利、仏指舎利、仏頭骨舎利)」の一つである南京仏頭骨舎利が香港とマカオの仏教界の招きに応じ、25~30日は香港で、30日~来月4日まで、マカオにて奉られます。
世界仏教フォーラムは両岸の高僧によって提起され、世界仏教徒及び平和を望む人々のために設立された、国際的な宗教フォーラムです。これまで、第1回は浙江省で開催され、第2回は無錫市で開幕した後、台北市で閉を幕じました。これは、両岸の共同主催という新らしい形の実現です。今回のフォーラムが初めて大陸以外の香港という場所で開催される意義は、大陸、香港、マカオ、台湾の両岸の四つの地域が共同で参加、主催するという精神の表れであり、また四つの地域の知恵を凝集しています。
主催側はこれまでに、二つの場の構築に尽力しています。一つは交流の場、これは開放的かつ多角的で平等な対話交流の場です。もう一つは文化を広めるための場です。
仏教は国際的な宗教として、人類文明の発展に重要な貢献を果たしました。仏教フォーラムは仏教文化が中国の社会発展に寄与した貢献について、その意義と価値を研究し、深い中華文化の詳細を積極的に表すと共に、更に中華文化を世界に広めるために尽力しています。
第1回世界仏教フォーラム-杭州市
「第1回世界仏教フォーラム」が2006年4月13日から16日まで、中国仏教協会と中華文化交流協会が共同主催で、浙江省杭州市で開かれました。37の国と地域からの1000人以上の僧侶や学者、有名人などが参加しました。
これは新中国成立50年以来、初めて開催された国際宗教会議となりました。
「第1回世界仏教フォーラム」は、「平和、調和」をテーマとし、「平和は人類の永遠の希望、調和は人類が望む世界」と指摘したほか、「普陀山宣言」を発表しました。
第2回世界仏教フォーラム-無錫市
2009年3月28日から4月1日まで、中国仏教協会、国際仏光会、香港仏教連合会、中華宗教文化交流協会が共同主催した江蘇省無錫市フォーラム組織委員会、国際仏光会中華総会による「第2回世界仏教フォーラム」は無錫市で開幕し、台北市で閉幕しました。これは、両岸が初めて民間形式で共同主催した大型の国際宗教フォーラムであり、2006年、第1回の世界仏教フォーラム以来、中国で行われ、世界の注目を集めた世界仏教盛会でもありました。世界50の国家と地域から…… (続き)
関連写真
• 中国仏教協会副会長の学誠法師
• 蒋堅永中華宗教文化交流協会副会長
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