昨年にF14トムキャットの作成が終わって(詳しくはこちら)、間髪入れずに戦車のプラモデルに取り掛かります。
戦車といえば74式か10式か90式・・・つまり陸自の戦車かと考えていたのですが、安めの価格で家電量販店で売られていたM1A1「エイブラムス」を作成することにしました。
まずは中身
履帯はゴムでできています。
第二次大戦中のドイツ戦車のようにOVM(スコップや丸太などの車外装備品)はあまり搭載されていません。現代の戦車ってそんなのでしょうか・・・。
ところで・・・
ところで今回からの模型製作に新たにツールを用意しました。
プラモ向上委員会さんの「ワークステーション Ver 2.0 Pro」です。
手元を照らす証明、拡大鏡、ニッパーやデザインナイフの置き場所など非常によく考えられていて便利です。
ゲート跡の細かいゴミや切削したプラスチックの粉などをまとめてトレイ下に溜めておけるのも良いですね。作業効率が上がります。
まずは転輪類を
リューターに綿棒の軸をつけて、その先に切り出した転輪をセット。低回転で回してヤスリがけをする、というテクニックで転輪を仕上げていきます。
数が多いので一個一個を磨いていると時間がかかって仕方ないですからね。
砲身
戦車モデルでは必須の作業の「砲身の合わせ目消し」ですが、M1A1の砲身は全体が円柱ではなく途中に膨らみがあるため転輪と同じようにリューターを使って・・・とはいかず、地道に磨いて合わせ目を消します。
合わない・・・
私の組付け方が悪かったのだろうか・・・。
ボディをかぶせた時、リアパネルとの間に隙間ができます。。。
そこで、やむなく0.3mmのプラバンで隙間を埋めることにしました。
プラバンを貼り付けた後凹凸が目立たなくなるまで磨きます。
ペリスコープ
ペリスコープ類は付属の透明プラバンを貼って塗装に向けてマスキングしておきます。
砲塔上部のペリスコープはハッチが開いた時と閉じた時とを選択できますが、今回は閉じた状態にしました。(それでも透明プラバンは組み付けています。。。見えないのに)
砲塔のハッチ
砲塔のハッチに一工夫。
キットのままでは「閉じるか開くかのどちらか」になりますが、ハッチの接合部分に穴を開けて真鍮線を通し、開閉の両状態を再現できるようにしました。
砲塔後部のバスケットのネット
説明書に型紙がありますが、それを参考にしつつも実際のパーツのサイズを測って切り出しています。おかげでドンピシャです。
ただ塗装した上にウェザリングなどもするのであれば厳密にぴったりでなくても「収まればいい」くらいでも大丈夫じゃないでしょうか。(切り出すのって、意外と手間ですので。)
では続きは次回で!
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