こんにちは。
おかあにゃんです。
2017年3月14日火曜日。
その日の夜、就寝時間になると、ダイオは私のベッドの上の枕の隣にスフィンクスの姿勢で寝そべっていました。
鼻がピスピスと動き、苦しそうな息づかいをしていて、ブー、ププー、と小さな鼻息を立てていました。
ベッドの前端にいたため、酸素のカップを置いてあげることはできませんでした。
私はダイオをそのままにして、布団を被って就寝しました。
深夜2時頃。ハッと目覚めるとダイオがいませんでした。
探しに行くと、隣のリビングのフローリングの上にいました。
ウー、ウー、と苦しく鳴いて、嘔吐しようとしていました。
「ダイオ、よしよしよし」
吐こうとしても、ゴハンを食べていないので、よだれしか出てきません。
「ママ、ママ、苦しいよ」
とダイオは泣いていました。
5年前、腎不全の急性症状に陥った時には見られなかった苦しみようでした。
「ダイオ、逝かないで。嫌だよ。死ぬなんて嘘だろ」
私も泣きました。
ダイオがキッチンへと這って行き、嘔吐しようとするのを繰り返したので、私は上半身にどてらを着込み、体に毛布を巻きつけてダイオの隣に横になりました。そして、ひたすらダイオの背中を撫でました。
撫でてあげると、少しは吐き気が治まるようでした。
朝になり、おとうにゃんは私に毛布をさらに一枚かけて出勤しました。
カーテンを開けると、ダイオはまぶしくてたまらんというふうに、目を細めました。
「そっか、まぶしいか」
私はカーテンを締め、リビングの豆球だけをつけて部屋を暗くしました。
この時以降の看病は、豆球だけの暗い室内で昼夜の区切りなく続いたので、記憶が曖昧になっています。
看病ノートをつけていました。獣医師の先生とのやりとりに必要不可欠なノートとなりましたので、内容を記しておきます。(おしっこの重さは、おしっこをした猫砂の重量です)
・3月14日火曜日
9:00 おしっこ80グラム。うんち1粒。
1日入院。
12:30 「肺の外側に液体がたまっているので、取り除いても良いか」と動物病院から電話あり。
液体は少量とのこと。抜くと、呼吸が楽になるとのこと。
2度、胸水を抜いてもらう。
病院でおしっこをした。
18:30 帰宅。呼吸荒いがリラックスしている。箱座り。
20:25 水を飲む。(テーブルの上)
・3月15日水曜日
6:36 おしっこ90グラム。
7:03 呼吸 1分間につき、53回。
9:46 体重計測。3.49kg
13:00 おしっこ90グラム。
14:30 呼吸 100/min
16:15 体重3.41kg
20:00 皮下補液70ml。吐き気どめ薬セレニア入り。
21:00くらいから、呼吸、荒くなる。
22:30くらい 撫でていたら呼吸ゆるくなった。
23:15 おしっこ 75グラム。
水を飲まなかった。
・3月16日木曜日
4:00 呼吸 78/min ダイオ、寒い所にいたがる。耳が冷たい。低体温か❓ウー、と呻くようになる。非常に強い吐き気。
13:00 おしっこ 90グラム
14:00 つめとぎ
吐き気は薬で抑えられている。
15:30 呼吸 73/min ダイオ、部屋の中を歩いてまわるが、すぐ、しゃがみこむ。
16:00 体重 3.33kg 薄く茶色がかったよだれ。
20:35 皮下補液 100ml。吐き気どめ薬セレニア入り。
経口投薬 ベトメディンとベラストリン。
22:06 おしっこ70グラム。ウンチ1粒。
水を飲まなかった。
ダイオの吐き気との闘いは、お薬セレニアが処方され、効力を発揮するまで3日間に渡って続きました。
15日水曜日からは、部屋のあちこちを這ってまわるダイオについて行って、酸素ボンベを移動させ、カップを口元において酸素吸入をさせました。
動物病院の先生とは夕方に電話でやりとりをし、ダイオの体重を伝え、皮下補液の量を決めてもらいました。
吐き気止め薬セレニアが効いてくるまで、ダイオはずっと、亡くなった時を除けば、この時が一番辛かったろうに、と思います。
セレニアは病院の看護士さんがなんと、自転車で家まで届けてくださいました。動物病院の親切な対応に感謝です。
経口薬は、呼吸があまりに荒くて厳しいようなら投薬しなくても良い、と獣医師の先生から言われていたため、14日と15日はお口をこじあけてのお薬はあげていませんでした。
しかし、心臓のお薬ベトメディンと、腎臓のお薬ベラストリンはあげられればあげて欲しい、と獣医師の先生がおっしゃるので、16日からは経口投与をしました。
ダイオはこの苦しい闘いの最中、一度ももらさず、おまるでおしっこをし続けました。誇り高い姿でした。
おかあにゃんです。
2017年3月14日火曜日。
その日の夜、就寝時間になると、ダイオは私のベッドの上の枕の隣にスフィンクスの姿勢で寝そべっていました。
鼻がピスピスと動き、苦しそうな息づかいをしていて、ブー、ププー、と小さな鼻息を立てていました。
ベッドの前端にいたため、酸素のカップを置いてあげることはできませんでした。
私はダイオをそのままにして、布団を被って就寝しました。
深夜2時頃。ハッと目覚めるとダイオがいませんでした。
探しに行くと、隣のリビングのフローリングの上にいました。
ウー、ウー、と苦しく鳴いて、嘔吐しようとしていました。
「ダイオ、よしよしよし」
吐こうとしても、ゴハンを食べていないので、よだれしか出てきません。
「ママ、ママ、苦しいよ」
とダイオは泣いていました。
5年前、腎不全の急性症状に陥った時には見られなかった苦しみようでした。
「ダイオ、逝かないで。嫌だよ。死ぬなんて嘘だろ」
私も泣きました。
ダイオがキッチンへと這って行き、嘔吐しようとするのを繰り返したので、私は上半身にどてらを着込み、体に毛布を巻きつけてダイオの隣に横になりました。そして、ひたすらダイオの背中を撫でました。
撫でてあげると、少しは吐き気が治まるようでした。
朝になり、おとうにゃんは私に毛布をさらに一枚かけて出勤しました。
カーテンを開けると、ダイオはまぶしくてたまらんというふうに、目を細めました。
「そっか、まぶしいか」
私はカーテンを締め、リビングの豆球だけをつけて部屋を暗くしました。
この時以降の看病は、豆球だけの暗い室内で昼夜の区切りなく続いたので、記憶が曖昧になっています。
看病ノートをつけていました。獣医師の先生とのやりとりに必要不可欠なノートとなりましたので、内容を記しておきます。(おしっこの重さは、おしっこをした猫砂の重量です)
・3月14日火曜日
9:00 おしっこ80グラム。うんち1粒。
1日入院。
12:30 「肺の外側に液体がたまっているので、取り除いても良いか」と動物病院から電話あり。
液体は少量とのこと。抜くと、呼吸が楽になるとのこと。
2度、胸水を抜いてもらう。
病院でおしっこをした。
18:30 帰宅。呼吸荒いがリラックスしている。箱座り。
20:25 水を飲む。(テーブルの上)
・3月15日水曜日
6:36 おしっこ90グラム。
7:03 呼吸 1分間につき、53回。
9:46 体重計測。3.49kg
13:00 おしっこ90グラム。
14:30 呼吸 100/min
16:15 体重3.41kg
20:00 皮下補液70ml。吐き気どめ薬セレニア入り。
21:00くらいから、呼吸、荒くなる。
22:30くらい 撫でていたら呼吸ゆるくなった。
23:15 おしっこ 75グラム。
水を飲まなかった。
・3月16日木曜日
4:00 呼吸 78/min ダイオ、寒い所にいたがる。耳が冷たい。低体温か❓ウー、と呻くようになる。非常に強い吐き気。
13:00 おしっこ 90グラム
14:00 つめとぎ
吐き気は薬で抑えられている。
15:30 呼吸 73/min ダイオ、部屋の中を歩いてまわるが、すぐ、しゃがみこむ。
16:00 体重 3.33kg 薄く茶色がかったよだれ。
20:35 皮下補液 100ml。吐き気どめ薬セレニア入り。
経口投薬 ベトメディンとベラストリン。
22:06 おしっこ70グラム。ウンチ1粒。
水を飲まなかった。
ダイオの吐き気との闘いは、お薬セレニアが処方され、効力を発揮するまで3日間に渡って続きました。
15日水曜日からは、部屋のあちこちを這ってまわるダイオについて行って、酸素ボンベを移動させ、カップを口元において酸素吸入をさせました。
動物病院の先生とは夕方に電話でやりとりをし、ダイオの体重を伝え、皮下補液の量を決めてもらいました。
吐き気止め薬セレニアが効いてくるまで、ダイオはずっと、亡くなった時を除けば、この時が一番辛かったろうに、と思います。
セレニアは病院の看護士さんがなんと、自転車で家まで届けてくださいました。動物病院の親切な対応に感謝です。
経口薬は、呼吸があまりに荒くて厳しいようなら投薬しなくても良い、と獣医師の先生から言われていたため、14日と15日はお口をこじあけてのお薬はあげていませんでした。
しかし、心臓のお薬ベトメディンと、腎臓のお薬ベラストリンはあげられればあげて欲しい、と獣医師の先生がおっしゃるので、16日からは経口投与をしました。
ダイオはこの苦しい闘いの最中、一度ももらさず、おまるでおしっこをし続けました。誇り高い姿でした。
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