全国ホール探訪

全国の訪れたホールのアーカイブです。

北とぴあ さくらホール

2020-12-27 | 関東
北とぴあ さくらホール。
1990年9月17日開館、2階構造1300席。
北とぴあは北区の産業の発展と区民の文化水準の高揚」を目的として、王子駅東側貨物駅ヤード跡地に建設され、建設当時は北区で最も高い高層建築物だったそうです。
東日本大震災の影響か天井は落下防止のネットが一面張り巡らされて響きを懸念していましたが、音響効果面でNHKの技術協力を得たハイグレードな大ホールだけに思ったより影響なくよい響きでやりやすかったです。
小屋付さんが常駐スタッフではないのか慣れていない様子。何も言っても2回3回言わないと反応してくれないのは困ります。サスの復帰もやらないし。




大町市文化会館

2020-12-25 | 中部
長野県大町市の大町市文化会館(エコーホール)。
1986年開館、2階構造1144席。
開館完成記念に「ウェストサイド物語」を上演するなど劇団四季と関係が深く、定期的にミュージカル公演を行っているほか、小学生を無料招待する「こころの劇場」にも取り組んでいるそうで大北地区(大町市、北安曇郡)の文化の発信拠点です。
昭和60年代のホールらしくホールの響きを設計に取り入れた頃と思われます。サイドは木製の洗濯板状にした壁で反射音を聴衆に戻す仕様ですね。




ホクト文化ホール

2020-12-24 | 中部
昨日はホクト文化ホール(長野県県民文化会館)でした。
1983年4月開館、中ホール2階席構造984席。
ネーミングライツでキノコでおなじみのホクトの名前になっていますが県民文化会館です。
大中小のホールが横並びであります。今回は中ホール。中と言っても大きめです。回り舞台、セリなどが設置されていて古典作品にも対応できるようになっている様子。
壁面はコンクリートに吹付けなのでショートディレイな響きですがイヤな感じではない。
残響調整用にカーテンがサイドとピンスポットライトブースの左右に吊ってあります。
長野県のホールはサスペンションがブリッジになっている確率が非常に高い。
今年初旬に楽屋と水回りの改修工事があったようで、前回来た時と比べ物にならないくらいキレイで使いやすくなりました。
小屋付きさんも親切。長野いいところね。




駒ヶ根市文化会館

2020-12-23 | 中部
駒ヶ根市文化会館。
1987年、ワンスロープ&バルコニー席で978席。
木をふんだんに使った壁面のホール。
そこそこ使いやすいホールでした。
ブリッジが特徴的で2ブリに縦方向の通路があり、1ブリ、2ブリを下ろすとロの字型で移動が難儀になる仕様です。




飯田文化会館

2020-12-22 | 中部
長野県飯田市の飯田文化会館。
1972年竣工、2階構造、1288席。
1988年に人形劇場を併設する。
オケや吹奏楽、合唱、そして人形劇と飯田市の文化活動は活発で拠点となる施設。
昭和40年代のホールで標準的なとっても市民会館っぽい。ただシーリングライトが舞台に寄りすぎて舞台奥が当たらないという欠点はある。
(この頃のホールは設計時に使う側の意見が反映されてないことが多く「だいたいこんな感じ」で作られたホールが多い。)
補うためなのか2階客席前部にライトが設置されているのだがほぼ水平でこれまた舞台上では眩しい。
隙間風が多いのか、終始凍えてしまうホールというのは初めてかも。