全国ホール探訪

全国の訪れたホールのアーカイブです。

IMAホール

2024-01-31 | 関東
1987年4月開館。
ワンスロープ501席。

東京都練馬区にある都内最大の住宅団地“光が丘パークタウン”の中央にある多機能複合型ショッピングセンター4階に設置されているホール。
ショッピングセンター光が丘IMAの株式会社新都市ライフホールディングスが所有管理している。
響きは良く音もよく伸びる。

近年、常設灯体を丸茂製LED灯体のLSC/LSF-805にしたため、そこは注意が必要だが一般灯体も普通に使える。
床コンセント内にもDMX信号線をひいてあるなど使用者が使いやすいよう小屋付きさんの努力が感じられる。親身になってくれるいいホールだ。
ホールの隣はフードコートエリアなので空気の流れによっては客席に美味しい臭いが入ってくるのがちょっと残念。





松戸市民会館

2024-01-28 | 関東
1964年12月15日開館。
ワンスロープ1212席。
客席座席も旧式で機構も古く、響きも悪い。
新市民会館建設の要望から1993年に森のホール21が完成したことにより市民会館を取り壊す計画が持ち上がったが、市民からの取り壊し反対の署名運動により中止。1997年に立て替えが検討されたが財政的理由により耐震改修で10年程度耐用が延びた。
とはいえ修繕から26年も経過し会館の老朽化は著しく、修繕しながら使っている状態。
搬入経路も狭く、搬入口すぐ隣に民家があるため、搬入作業中はあまり声を出さないようにというローカルルールがある。


昔の映画館のようにビニールカバーがあり、スポンサーは商工中金。


船橋市民ホール

2024-01-28 | 関東
1978年7月1日開館。
2012年客席改修。
2階1000席。

中央公民館に隣接したホール。
台形の舞台のため、両袖奥は狭い。
設備は古く、サスパッチ仕様。
響きは悪い。
搬入口は住宅路地に面しており、トラックを駐車すると交通に支障が出るほど。
下手に高さ4mはあろうかというシャッターで風による音を想定してか鉛入りの防音カーテンが設置してある。

築46年が経過し、西武船橋店跡地への新ホール建設の話も浮上したが断念。
2025年から舞台機構、外壁、水回り、空調など大規模修繕を行い延命させるようだ。






千葉市民会館

2024-01-19 | 関東
1973年4月29日開館。
ワンスロープ1001席。

千葉市の文化の拠点として長年使用されている。
開館から50年近く経ち、舞台の狭さや老朽化や機構の古さは否めない。
特徴的なのはフロアコンセントが存在せず、袖には上空にコンパクトディマー(?)が吊るされていて電動で降りてくる。
また、下手花道に客席から見えない位置に時計が設置されていて演者やスタッフ用の時計と推測される。

2022年、千葉市は施設の老朽化に伴い、JR東日本の旧千葉支社ビル跡地に2027年の完成を目指して新ホールを建設することを発表。完成後、このホールは閉館する予定だという。