作戦第二
作は起こすと読みて、奮い作ることなり。
戦は交兵なりと註して、剣戟を交えて合戦することなり。
軍をせんと思うには、まず勝負を目算して、
勝つべき計を定めて、その後に合戦い及ぶ。
ゆえに、始計を第一として、作戦を第二とする。
奮い作るというこころは、軍兵を押し出し、敵の境に
入らんに、日数を久しく経るほど、その費莫大にして
しかも、兵気しだいに弛むものなり。
士卒の勇気を奮作して、合戦を速やかにすべしと言う意にて
作戦篇と名づけたり、是施子美の説にて、黄臣もこれを
用いたり。
孫子 作戦第二
作は起こすと読みて、奮い作ることなり。
戦は交兵なりと註して、剣戟を交えて合戦することなり。
軍をせんと思うには、まず勝負を目算して、
勝つべき計を定めて、その後に合戦い及ぶ。
ゆえに、始計を第一として、作戦を第二とする。
奮い作るというこころは、軍兵を押し出し、敵の境に
入らんに、日数を久しく経るほど、その費莫大にして
しかも、兵気しだいに弛むものなり。
士卒の勇気を奮作して、合戦を速やかにすべしと言う意にて
作戦篇と名づけたり、是施子美の説にて、黄臣もこれを
用いたり。
孫子 作戦第二