昭和・平成・令和・さわやかに老いる日々

朝元気に目覚め、食べたいものを食べ、行きたいところに行き、会いたい人に会えることに感謝です。

三つの恩

2024-06-17 12:15:38 | 日記
 
       

私が40代の頃、友人が在る団体の「五つの朝の誓い」が書かれた額をプレゼントしてくれました。

当時物事を深く考える事無く、日々平穏に過ごせてる事に特別感謝するでもなく、共働きの生活に追われ過ごして居りましたが、「五つの誓い」の額をプレゼントしてもらった事で、すごく心を動かされ、感謝することの大切さを深く考えるようになりました。

中でも「三つの恩」、師の恩、親の恩、社会の恩、について、漠然と理解できましたが、具体的な事を知りたくて、団体の出版された本を購入し学びました。

          

「師の恩」とは、学問や技能、芸事ばかりでなく、日常一切の事について、教えて下さる人は師匠である。
「親の恩」とは、子をもって知る親の恩と言われてますが、親を大切にすることはもちろんですが、恩を恩として感じる心、人間の繁栄、幸福、健康をももたらす事を知ることである。
「社会の恩」とは、生かされてる力に対する恩、食べる物、着る物、住む家をはじめ生活の一切が、自然の恩恵と、人々の働きの上に維持されたものと、記されてました。

嫁ぐまで両親からいろいろ教え諭される事はありましたが、「五つの朝の誓い」の教えを学んだ事で、物事に対する感謝の心が深くなったように思います。

        

また本の中には、三つの恩は、私たちの生命を生み、育て、教育し、生活を維持させてくれる「すべて」に対する感謝の心をもち、この心が深ければ深いだけ、人はより多くの恩恵を浴するが出来ると記されてました。

        

今世の中では、予期せぬ事件が次々と起きてます。人との関りを避け、スマホやネットばかり相手にしてると、人としての大切な感謝の心を見失いがちになり、不安を募らせ、事件を起こしたり、家に引き籠る人が増え、大きな社会問題になってるようですが、故日野原重明医師が、心が不安定になってる人が、「社会のお役に立つ」と言う事に気付いたとき、不安は取り除かれ明るい未来が待ってると言われました。

        

「三つの恩」は生きてく上で、生かされてる事を喜び感謝し、微力ではあっても、自分の働きが世の為人のためにお役に立ててるなら、此れにまさる喜びはない、という謙虚な心で生活してゆくとき、未来が開けてゆくものだと言う事も記されてましたので、故日野原重明医師のお考えと同じ、社会のお役に立つ教えが生かされる世の中になって欲しいと思います。

85歳の今の年齢まで生かされてる全ての事に感謝し、少しでも社会の役に立てる人でありたいと思って居ります。

今日も一日笑顔で感謝して過ごせますように!!


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