昭和・平成・令和・さわやかに老いる日々

朝元気に目覚め、食べたいものを食べ、行きたいところに行き、会いたい人に会えることに感謝です。

本は心を豊かに・・・・・

2024-06-28 18:18:41 | 日記

         


数年前話題になりベストセラーとなった、1981年に他界された吉野源三郎著「君たちはどう生きるか」の本を購入し読みました。何時の時代にも通じる、若者だけでなく、いろんな世代の人への、生きて行くためのメッセージだと思いました。

テレビでおなじみの池上彰さんは、「輝きは色あせない、今も読み継がれるべき永遠の名作」で、「心から感動し、人生を決めた一冊」と言われてます。

子どものころから、本を読むことが好きで、ジャンルを問わず読んでましたが、20代の後半、吉川英治著の徳川家康全18巻購入し、毎日1巻夢中で読んだことを、懐かしく思い出しております。家康の生きざまと機微を感じる読み応えの在る力強い文章に惹かれ、読み終えたとき、達成感を感じた位です。その時本は心を豊かにしてくれると思いました。

天皇家の愛子様が、20歳を迎えられ、初めて記者会見をされたとき、感情豊かな確りした正しい日本語で、お話になられてるのを拝見し、愛子様は、いろんな御本を読んで居られ、両陛下とも日々多くの会話を交わされてるのではないかと思いました。

        
              伊勢神宮

此れまで読んだ本で学んだことは、国の歴史や文化を護る事はとても大切なことで、今日本が国として存在し平和で平穏で在る事は、長年培われそれを護って来られた多くの方々の努力の賜物とお陰様だと思って居ります。日本の平和は、永久ではないことを忘れてはいけないと思います。

歴史の本を読んで、日本に天皇制が存在してる事は、日本にとってとても大切なことだと理解できました。代々受け継いで来られた天皇家の計り知れないご努力は、私たちの言葉ではとても言い尽くせない存在で在られ、天皇家や皇族方は、限られた皇居とお住まいの周辺だけで、御行動が制限され、御不自由な中、計り知れない重責を背負われ、日本の歴史文化をお守りになられるために、大変なお務めを果たされ担って居られることを学びました。

最近は本に親しむことが少なくなっておりますが、何時の頃からか私は、歴史やnon-fictionの本を読むことが多く、多々感銘を受ける事が在り、生かされてる事への感謝の気持ちがつよく思えるようになったと思って居ります。

           

10数年前に読んだ、「国家の品格」の著者藤原正彦氏の本の中に、昭和の初期に駐日フランスの大使だった、詩人のポール・クローデル氏が、昭和18年に「日本人は貧しい。しかし高貴だ。世界でどうしても生き残って欲しい民族をあげるとしたら、それは日本人だ」と言われたそうです。私はこの言葉を何度も何度も読んで、以前もこの場で何度か記してると思いますが、日本人としてとても誇りに思いました。今、日本人が世界の人々に品格ある国民で在る事が示されてるでしょうか。

本を読むことで、知識や知恵やヒントを得たり、品性や品格を磨いてくれ、自分を顧みることや、何とも言えない充実感と、何より心を豊かにしてくれると思って居ります。

            


最近私は、お節介、余計なお世話と思われない様、人様への言葉に気を付けて居ります。人として生きて行くため、礼節を重んじることが如何に大切なことかを、教え諭し伝える事を躊躇してますし、現社会で道徳的なこと倫理等を教え諭す大人が少なくなってるように感じてます。私自身、先人方に教え諭され、85歳の今まで平穏に過ごすことが出来たこと全て、大変ありがたいことだったと先人方に深く感謝致して居ります。また日本が平和で幸せな時代に生かされて来た事にも心から感謝して居ります。

残された人生の中で、出来るだけ本と文字に親しみ、ボケる事を忘れる位、前向きに健康で笑いの絶えない、何時もご機嫌な婆さんと思われる位の日々を過ごしたいと思って居ります。

日々笑顔で感謝して過ごせますように!!


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