タンニン染め 帆布生地 爺のパッション

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島根松江で里山再生

シャトル織機

2014-11-14 | 織物のタンニン染め

織り機は進化して、最初は幅が40cm程が92cmになり112cmになり145cm 今では360cm
も織れる機械がある。それに伴って、手作業で使われていた シャトル
珍しいものになった。広幅で高速で織ると能率は上がるし、織りも安定する。幅が広ければ、採寸も効率的になるので旧式の織機は使われなくなった。
  しかし、しっかり太い糸を織り込む帆布は 高速織機で折り込むのと比べると、シャトル織機は織物が引き締まっている。特に今染めている9号帆布や6号帆布は極限まで太い糸を打ち込むから特に顕著です
 セルビッチデニムと言われるデニムがマニアの間でもてはやされる。これも生地幅72cmでしか織れない織機を使ったシャトルで折り込まれた生地です。特厚のデニム
で両側の耳がしっかり中に入っていて、そこからはホツレません。
 シャトルで織られた帆布は同じように、両端もホツレないので採寸も考えて、是非そこの部分を生かして欲しいものです。
  その帆布にタンニンの自然の樹脂層を乗せる染めですから、その堅く固まっている生地を、時間を掛けて洗い込んでいます。そのために何時までも型くずれしないのです

素材こそ究極の選択です


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