横浜元町・平塚のドイツ健康靴とMBT専門店 赤い靴のブログ

疲れない靴・ドイツのコンフォートシューズ(健康靴)やMBT等のウォーキングシューズの販売、インソール製作をしています。

踵が抜ける!

2020年11月11日 | 出来事

こんにちは!
足に良い靴・疲れない靴・健康靴、オーダーインソール&シューズの「横浜元町のドイツ足の健康館 赤い靴」ブログ担当の芦沢です。

今日はたまプラーザでエバーメイトを買っていただいたお客様が、「踵が抜ける」とのことで元町まで調整に来てくださいました。


踵が抜けるということは、

踵が小さい
踵が靴の中で動いている〔特に内側に倒れる)
蹴って歩いている
単純に靴が大きい

といったことが原因として考えられます。

まず踵が小さいのはどうしようもないので、まずは踵周りの動きを抑えます。

実際、関節がとても柔らかく、体重がかかると足がベチャっと扁平足になってしまいます。

本当はこのエバーメイトを使って自分で土踏まずを作る動きを覚えてもらいたいところなんですが、まずは中敷き踵の傾きを少し調整して足の外側に体重がしっかり体重がのるように誘導しました。これで踵の内側に倒れ込む動きが抑制できます。

踵の外側にしっかり体重をかけることができると、力が分散することなく踵に伝わり、靴の中で踵しっかり沈み込みます。

「この踵が抜ける」という現象、実はmbtやエバーメイトなど姿勢改善を目的とした底が厚くローリング機能がある靴でよく見られるトラブルです。踵が一度しっかり沈む動きができないと、どうしても今までと同じように爪先側に早く体重が移動してしまい、結果蹴る動きが強くなり踵が抜けてしまいます。

踵の動きを抑えた後は、踵で踏む練習と骨盤の動きを覚えるエクササイズをしてもらいました。骨盤と肩がかなり傾いていたので、全身のバランスを整えるためにも有効な運動です。

また骨盤がしっかり動かせるようになると、必要以上に足で蹴るという動作がなくなり、踵が投げにくく、かつ疲れにくい歩き方ができるようになります。

踵が抜けるのは気持ち悪いことですが、ある意味歩き方の上達度や、身体のバランスを測るバロメーターになりますので、ぜひ根気よく続けてもらいたいですね!

また元町まで歩き方を見せにきてくださるとのことでしたので、次回お会いできるのが楽しみです。








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