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黙るのは美徳ではない。無知無関心がこの国を滅ぼす。

ロシア改憲案成立で領土交渉は不可能になった 2020/07/08

2020-07-08 20:14:26 | 日記



ロシアで成立した改正憲法に「領土の引き渡しの禁止」が盛り込まれたことをめぐり、ロシア上院の国防安全保障委員会の前・第1副委員長が「(日本との)領土交渉は終わった」と発言しました。

 ロシア上院・国防安全保障委員会のフランツ・クリンツェビッチ前・第1副委員長は7月2日、憲法改正に伴う北方領土交渉について「領土交渉は終わった。今後10年、20年、100年、誰が権力を握っても、誰もこの交渉のテーブルに戻ることはできない。ロシア国民はそれを許さない」と発言しました。

 ロシアでは1日、憲法改正の是非を問う国民投票が行われ、開票の結果、賛成票は77.92%となり、改憲案は賛成多数で成立しました。

 成立した改正憲法には「領土の引き渡しの禁止」条項も盛り込まれていて、クリンツェビッチ氏はロシアメディアに今後の見通しへの自身の考えを示しました。

 記載されている「領土引き渡しの禁止」条項をめぐっては、北方領土を事実上、管轄するサハリン州のリマレンコ知事が6月12日、「サハリン州の住民にとって、憲法改正で国境の不可侵性を保障することは非常に重要だ。これでクリール諸島(北方領土と千島列島)の所有権の問題に終止符が打たれる」と発言していました。

 条項では「隣の国との国境確定交渉」は対象外になっていますが、今後日本の北方領土交渉はより厳しくなる見通しです。
(北海道ニュース)


北方領土問題はもうこれで終わりですね。

何も出来ずに金だけ取られた感じですか?

プーチン大統領が言ってたように、『北方領土を返せば、そこに米軍基地が造られる可能性を否定できない』というのは、残念ながらホントの事ですからね。

日本はアメリカに何も言えない。

日米安保条約では、『日本のどの地域にも米軍基地を置く事が出来る』と約束されてますから。

プーチンは、沖縄での基地建設に関してもアメリカだけを見て民意を無視する日本政府を、『独立国家』とは言えない…と批判してましたから。

そういう国民を蔑ろにしてアメリカにへーこらする態度が、国際社会から舐められる原因になってることに愚かな政府は気づきもしないのでしょう。

現に、今日も、河野防衛大臣は『辺野古の基地建設はこれまで通り進めていく!』と強気で語っていた。

ズタぼろの計画にいつまでもしがみつき、国民だましを続けたところで、いずれは中止せざるを得なくなるのは、もう誰もが知るところ。

あれだけ強硬に推し進めてきた過去の防衛大臣らが、次々と『不可能だ』と言い出す中で、意地を張って沖縄と争うのは不誠実でしかない。

そんな態度を、国際社会にしっかりと見られてきた結果が、このロシアとの交渉の席にさえつかせて貰えないという惨めな結末へと繋がっていることを知るべきである。

それはロシアだけではない。

北朝鮮の拉致問題も、中国との尖閣問題も、全くテーブルにも乗せて貰えない。

日本は、金をばらまくだけの『なんちゃって外交』でやってるフリだけは得意だが、高度な交渉能力を必要とする本来の外交はまったくの音痴である事実は、日本国民にとって最大の不幸である。








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