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(CNN) ブロードウェーの舞台で活躍していた俳優のニック・コルデロさんが5日、新型コロナウイルス感染症との闘病の末に、死去した。41歳だった。妻のアマンダ・クルーツさんが、自身のインスタグラムで明らかにした。
「私の愛する夫が今朝、亡くなりました。家族の愛と歌と祈りに包まれ、静かにこの世を去りました」
コルデロさんの容体は一進一退を続け、4月には合併症のために右脚を切断する手術を受けていた。95日間の闘病だった。
カナダ出身のコルデロさんは、米ニューヨークのブロードウェーにデビューを果たし、2014年にはトニー賞にノミネートされた。
ブロードウェーのダンサーだったフィットネストレーナーのクルーツさんとは2017年に結婚。ロサンゼルスに舞台を移して2019年にはミュージカルで主演していた。
しかし今年3月からロサンゼルス市内の病院に入院し、一時は人工呼吸器を装着されて、4月に右脚切断の手術を受けた。
意識のない状態は数週間続き、ソーシャルメディアでは「#WakeUpNick」の投稿を通じ、大勢のファンがコルデロさんの回復を祈った。
5月に入るとクルーツさんは、夫が目を覚まし、非常に弱いながらも快方に向かっていると伝えていた。
しかしコルデロさんの肺は、新型コロナウイルスのために重度のダメージを負っていたことが判明。「まるで50年間たばこを吸っていた人のようだと言われた。それほどのダメージだった」とクルーツさんは振り返る。
最近のCBSの番組の中でクルーツさんは、コルデロさんは両肺移植手術が必要になるかもしれないと打ち明けていた。クルーツさんとともに、1歳の息子のエルビス君が残された。
新型コロナを『風邪と同じ』と言って軽く見る人がいるけど、若い人でも怖いくらい苦しみ、亡くなったり、後遺症が残ったりと、身体に与えるダメージが風邪とは全く違う事を知るべき。
運良く軽症で済む人も居るが、そういう人達でも後遺症が残る場合があると医者が言っている。
『自粛』を非難する人達が多いが、たとえ自分が大丈夫でも、家族に移すかもしれない事を考えれば、遊びたい欲求などワガママでしかない。
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