【練習ネタ】声を出すこと
ネットでも少年野球で声を出すことについて色々議論されていますね。
確かに監督、コーチが「声を出せ!」と怒鳴りつけている一面だけ見ると
決して気持ちの良い風景ではありません。
しかし、これから中学校でスポーツを続けていくためにも、さらに大きくなって
厳しい社会の中を生きていくためにも、自主的に腹から声を出せるように
してあげたい。
なぜプレー中に声を出す必要があるのか。
(理由1)みんなのため
・次のプレーを確認することができる
(お互いのポジションの確認、誰がボールを取るか?どこになげるか?)
・仲間を励ますことができる
・チーム全体のリズムを作ることができる
(理由2)自分のため
・意識的に声を出すことで緊張感を緩和することができる
・次へのアクションに移る時の筋反応をよくする
(理由3)勝負に勝つため
・プレーだけでなく、大きな声は相手を威圧することができる
「声をださなくても良いや~」という現状を変えるためには
(1)子供たちが声をだす意味を理解する
⇒理由を一方的に言うだけではだめ
⇒本人たちが考え、しっかり理解す必要がある
(2)声をだす練習をする
⇒キャッチボールなどの日頃の練習から徹底させる
(3)声を出す子供をほめる
⇒気づく都度褒めて、何かの機会を与えてあげる
を徹底すること。
っと言いつつ、声の小さい子もたくさんいます。
本当に子供たちが声をだせるのか??
今日練習で取り入れてみました。
練習の最後の走りこみ。
従来は1人200m程度でボールを使ってリレーをするのですが、今日は
ボールを渡すのではなく、校庭の端っこから大きな声で「フライヤーズGo!」
と言えたら次の走者が走れるという特別ルールで実施してみました。
なんと、予想通りみんな腹から声を出すではないですか。。。
心境は複雑(--)
次はフレーズをもう少し長くするかな(^^) 乞うご期待!!