原作は、昭和を代表する文豪・井上靖。
幼少年期、伊豆・湯ヶ島が舞台の小説「しろばんば」は、面白くて一気に読んだ記憶があります。
そのストーリーに続く、中学時代の三島・沼津が舞台「夏草冬濤」も!
我が家の、毎年の伊豆旅行の始まりは、私の「しろばんばの里へ行ってみたい」という思いからだったと思います。それほどに読んでいて情景が広がったのです。
このストーリーの根っこの部分がその時の事です。
そして、今年七回忌になる私の母への思いと重なり、しみじみと観てまいりました。
しかし、映画館で隣の席だったマナーの悪いおばさま二人、あなた達はなんでこの映画を観てへらへらと笑えるのでしょうか!?
伊豆は、温泉・景色・美味しい物 と本当に素晴らしい!
ときには小説の舞台を回るのもいいですね~?