5日、エルサレムのアル・ジャジーラの支局には、支局閉鎖を告げる通達が貼られていた=安田信介撮影© 読売新聞
【エルサレム=安田信介】イスラエル政府が中東の衛星テレビ局アル・ジャジーラの支局閉鎖を決めたことをめぐり、決定の撤回を求める声が相次いでいる。
イスラエルの左派系主要紙ハアレツは6日の論説で支局閉鎖について、「反民主主義的な決定で、イスラエルは国民を沈黙させる国への道を踏み出した」と批判した。現地の外国人記者協会は5日の声明で「報道の自由への関与を守るよう求める」と決定の撤回を求めた。
イスラエル警察は5日午後、エルサレムのホテルにある支局を捜索し、放送機材などを押収した。アル・ジャジーラは5日に発表した声明で「報道の自由への抑圧は国際法と人道法に反している」と主張した。イスラエルでは6日、アル・ジャジーラの放送が見られなくなった。
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