gooブログ、リニューアル!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

中村メイコさんが89歳で死去…テレビ草創期から活躍、「お笑いオンステージ」「田舎のバス」

2024-01-07 20:39:31 | ニュース
中村メイコさんが89歳で死去…テレビ草創期から活躍、「お笑いオンステージ」「田舎のバス」
2024/01/07 19:47

(読売新聞)
 テレビの草創期から活躍し、庶民的な人柄で親しまれた女優の中村メイコ(なかむら・めいこ、本名・神津五月=こうづ・さつき)さんが12月31日、肺塞栓症のため亡くなった。89歳だった。告別式は近親者で済ませた。

 東京都出身。作家の中村正常の長女として生まれ、2歳の時、エノケンこと榎本健一の映画「江戸っ子健ちゃん」でデビュー。愛くるしさが評判となり、様々な喜劇映画に立て続けに出演し、天才子役として名をはせた。

 戦後は、NHKラジオ「ジロリンタン物語」などに出演。「お姉さんと一緒」では、様々な年齢・性別の役を演じ分けて「七色の声」と評された。また、ラジオ番組で歌った「田舎のバス」は大ヒットとなった。

 その後は、テレビ、映画、舞台と活動の場を広げた。主に喜劇とホームドラマで活躍したが、NET(現テレビ朝日)「メイコのごめんあそばせ」やNHK「お笑いオンステージ」などでは軽妙で歯切れのいいしゃべりを披露。お茶の間の人気を集め、NHK紅白歌合戦の紅組司会も務めた。晩年までテレビ番組やラジオ番組への出演を続けた。

 1957年に作曲家の神津善行さんと結婚。長女カンナさんは作家、次女はづきさんは女優、長男の善之介さんは画家として活躍している。

 善行さんは「2歳8か月で映画デビューしてから86年という芸能生活を、生涯現役のまま幕をおろすことになりました。長い時間をこの世界に存在させていただいたこと、皆様に深く感謝申し上げます」とのコメントを発表した。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿