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札幌・円山生活日記

辰ノ口奈稔子個展 「オーロラと野生動物と葉っぱ~SDGs自然保護について 考える写真・動画展~」@富士フイルムフォトサロン 札幌

アラスカで撮影したオーロラ、道東の野生動物、道端の葉っぱから地球の美しさを伝えるというアースフォトグファー辰ノ口奈稔子氏の個展「オーロラと野生動物と葉っぱ~SDGs自然保護について考える写真・動画展~」が「富士フイルムフォトサロン 札幌」で開催中です。“一瞬息が止まり、その後ほっと息をつく。そんな、「深呼吸できる写真」を楽しんでください。

今日は「大通公園」近くの「富士フイルムフォトサロン札幌」で辰ノ口奈稔子個展 「オーロラと野生動物と葉っぱ~SDGs自然保護について 考える写真・動画展~」の鑑賞です。本年2月にナキウサギに魅せられた仲間達の写真展「いのち輝く季節」に来た際に上記写真展の案内カードを入手しました。「富士フイルムフォトサロン札幌」では毎週写真展を開催していて複数の案内カード等が置かれているのですが今回の個展はポストカードを見て「これは来ないという選択肢はない!」と思いました。それだけ魅力的な案内カードの写真でした。気になったのは写真撮影の可否ですが出かけてみると幸いOKでした。写真展の場所は地下鉄東西線「大通」駅1番出口から徒歩1分の極めて便利な場所です(地図)。 


「富士フイルムフォトサロン 札幌」のエントランス周辺。

今回の写真展の案内が出ています。


辰ノ口奈稔子個展「オーロラと野生動物と葉っぱ~SDGs自然保護について
考える写真・動画展~」の案内カード。
“アラスカで撮影したオーロラ、道東の野生動物、道端の葉っぱから地球の美しさを伝えています。2021年クラファンを達成し、銀座での個展を開催、そして今回札幌で個展開催決定。
写真を撮るときは自然や動物たちへの“マナー”を意識します。無理に撮りたい画を撮りにいくのではなく、じっと待って、チャンスが訪れたら撮るスタンスです。
新型コロナウィルスの影響で、私の写真家としての活動も縮小せざるを得ませんでした。自粛期間中に改めて自分の写真を見直したことで癒され、不安が和らいだのです。
私は写真を見て癒されている人を見るのが大好きで、個展に来て「心が洗われた」「笑顔になれた」などと言っていただけると、とても嬉しいです。一瞬息が止まり、その後ほっと息をつく。そんな、「深呼吸できる写真」を楽しんでいただきたいと思っています。”

会場に入ると先ず作家と作品の掲示が置かれていました。

<プロフィール>
Only One Production/Earth Photographer
辰ノ口 奈稔子 (たつのくち なみこ)
1986年千葉県生まれ。
2015年、元OLだった私は一枚のオーロラ写真をきっかけに写真家、動画クリエーターとなりました。コロナをきっかけにクリエイティブコンサルタントとして、写真・動画・デザインに特化したアドバイスを個人・起業家向けにオンラインで実施。日常が戻った時にオーロラフォトツアーを開催予定。
写真「撮影・公開OK」です。


会場の全景です。入った会場内の写真を見て思わず出た言葉が「すごいなー!」でした。すると後方の受付から「ありがとうございます」との声。作家の辰ノ口奈稔子さんがいらっしゃったようです。折角の機会ですので撮影のご苦労など色々とお話を聞かせていただきました。

まずはオーロラの写真からです。《太陽からの贈り物》。アラスカで撮影されたものだそうです。「一度はオーロラを見たいと思っています」と言うと「一度見ると何度も見たくなりますよ」という答えが印象的でした。そんな魅力を伝えようとオーロラ・ツアーを企画/添乗すべく資格も取得されたそうですがコロナ禍で中断しているとのお話でした。残念に思っている人は大勢いるでしょう。
こちらのオーロラ写真は車光が樹木(下)の映るような道路脇で撮影されたそうです。撮影は夜から明け方に及ぶこともあるそうです。大変なことです。

オーロラが淡い分だけ空の星がきれいに見えるとか。見事な風景です。

次は野生動物です。《兄弟フクロウ》。
同じくフクロウです。

こちらは優し気な表情のフクロウです。

《真夜中のタンチョウ》。タンチョウは川の中で寝るそうです。周囲よりも川中が温かいことを知っているからだとか。


《Sunset behind Deer》。見事な風景になっています。


《The Space Monkey》。長野・地獄谷温泉を楽しむ野生の小猿で光と雪の中で宇宙にいるようだったとか。

《A Raccoon at the end of His Road》。悲しい病に侵され道路脇を歩くエゾタヌキ。病気の原因がむやみに野生動物にエサを与える人間でないようにと願いを込めた作品です。


キタキツネですね。
お馴染み“雪の妖精”のシマエナガ。氷柱の水を吸おうとしている瞬間です。思わず「すごいですね!」と思います。


葉っぱです。
《神の子池の水鏡》。

ポストカード等の販売コーナー。折角ですのでオーロラの写真を購入させていただきました。以上で 「オーロラと野生動物と葉っぱ~SDGs自然保護について 考える写真・動画展~」の鑑賞を終了し辰ノ口奈稔子さんにお礼申し上げ「富士フイルムフォトサロン 札幌」を退出しました。ありがとうございました。

路途中「らいらっく・ぎゃらりい」です。確か何かの展示会をやっていたはずだと立ち寄りました。

「らいらっく・ぎゃらりい」のエントランス。
札幌市立大学美術部 第3回グループ展「私のじかん展」の最終日でした。
“札幌市立大学美術部のグループ展は、今年度で3度目となりました。今年度は「私のじかん展」と題し、「時」をテーマに部員それぞれが作品として表現いたしました。時間は如何なる時も一定のリズムで刻まれていて、それでいて、私たちのその時の状況によって 一瞬で過ぎ去ったり、永遠に続くかのように感じさせたり、不思議な多様さがあります。部員ひとりひとりの「時」の切り取り方や感じ方を、楽しんでいただけると幸いです。”

いくつかの作品を紹介します。学部2年岡部紅音さん《だらだら》。

学部1年田川善さん《歪》。 


コントローラー冷えてる?さん《聡明なひと》。 

学部1年多田遥さん《夜半過ぎ》 。


学部3年横石菜優さん《読んで時の如く》。以上で紹介終了。学生さんらしい若い感性を感じる作品群でした。

今日も充実の展覧会巡りでした。札幌市立大学美術部 第3回グループ展「私のじかん展」は終了しましたがアースフォトグファー辰ノ口奈稔子さんの個展「オーロラと野生動物と葉っぱ~SDGs自然保護について考える写真・動画展~」は3月23日(水)まで開催中です。是非、アラスカで撮影したオーロラ、道東の野生動物、道端の葉っぱなどの見事な写真を楽しんでください。ありがとうございます。

辰ノ口奈稔子個展 「オーロラと野生動物と葉っぱ~SDGs自然保護について 考える写真・動画展~」
会期 2022年3月18日(金) ~ 23日(水)
時間 10:00~18:00
場所 富士フイルムフォトサロン札幌(札幌市中央区大通西6)
料金 無料

札幌市立大学美術部 第3回グループ展「私のじかん展」
日程 2022年3月14日(月)~ 2022年3月20日(日)
開催時間 10:00~18:00
開催場所 らいらっく・ぎゃらりい
(札幌市中央区大通西4丁目北海道銀行本店ビル1F)
主催者名 札幌市立大学美術部
料金 無料
(2022.3.20訪問)

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