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札幌・円山生活日記

創成川沿いの“日々に寄り添う”喫茶店~「喫茶ドロシー」~

創成川沿いの優雅な雰囲気の店「喫茶ドロシー」。同じく創成川イーストエリアの人気店「喫茶 小鳥」の姉妹店です。“日々に寄り添う”をテーマに誰もがほっと一息つける街の喫茶店を目指しているそうです。ネコをモチーフとしたインテリアも和めます。

本日は「喫茶ドロシー」でモーニングです。同じく創成川イーストエリアの人気店「喫茶小鳥」の姉妹店として本年6月にオープンした店です。昨日の《ハリネズミ》の店に続いて同店は《ネコ》がモチーフで和ませます。

「創成川公園」の南1条付近。1910年(明治43年)に架けられた創成橋の親柱と擬宝珠(ぎぼし)で1974年(昭和49年)に復元されたもの。近くには「大友亀太郎像」や「札幌建設の地」碑がある歴史感じるエリアです。

その東側に建つ1975年竣工の4階建オフィスビル「太平洋興発ビル」。1階に「喫茶ドロシー」はあります(地図)。
表から見た店の外観。大きなレースカーテンがお洒落です。店の開店は午前8時でネット情報では開店早々から賑わっているとのことだったのですが本日は比較的席に余裕がありそうです(10時前に伺いました)。
黒猫の店の看板(ショップサイン)。
「太平洋興発ビル」1階ロビーに入ったところに店の入口があります。1975年竣工のオフィスビルに合わせるかのようにどこかレトロな外観です。

表からも壁に飾られている猫の絵画が見えます。店のInstagramによれば“喫茶ドロシーの「ドロシー」には飼い猫という意味合いがありまして(私(注:ご店主)が勝手にそういう使い方をしているだけです)、普段は愛想がないくせに日常の瞬間瞬間に可愛らしく優しく寄り添ってくれて、なんだかんだいいながら毎日に彩りをもたらしてくれる愛すべき存在というそんなニュアンスです”だそうです。

そんなご店主の想いが凝縮したのが店のコンセプト“日々に寄り添う”喫茶店。

店内に入ったところ。席数はカウンター6席、2名掛けテーブル3卓、4名掛けテーブル1卓と小さな店です。姉妹店の喫茶小鳥」とレトロなビル内も同じ、店内の落ち着いた家具の昭和の喫茶店的な雰囲気も同じです。モーニングは8時〜11時まで、ランチ・カフェは11時30分〜17時までの2部制だそうです。
猫の壁画は表の看板の絵と同じく絵師CENさん @_pn.cenの作品だそうです。

創成川沿いの緑を眺めるカウンター席にも猫の小物が散りばめられています。手前のネコは「ロイヤルコペンハーゲン(Royal Copenhagen) 」製でした。 
入口右側の店内のようす。

所々に置かれるアンティークとネコです。

メニューです。入店した時間は「モーニングメニュー」提供の8時〜11時。モーニングトーストとデザートが選べます。なお11時30分〜からの食事タイムでは「ナポリタン」が人気だそうです。


先ずはトーストセットのドリンク「ドリップコーヒー」が登場。オリジナルのカップ&ソーサーで提供です。中深煎りの苦味と酸味のバランス良い美味しい珈琲です。

続いてモーニングトーストの「モンブラントースト」(セットで税込み900円)。
パンは南区真駒内の「森のパン」の角食を使用とのこと。マーマレードジャムを塗ったトーストに甘さ控えめのチョコクリームがたっぷり。クランチ、ナッツで香ばしさが加わり最後まで飽きずにいただけます。

もう1品は「コーヒーゼリーパフェ」(同680円)。
「コーヒーゼリーパフェ」は下層からミルクプリン、苦めのコーヒーゼリー、アイスクリームと白黒白と重ねられ、ザクザクのクランチとナッツに黒猫クッキーが添えられています。大変結構なスイーツでした。人気店「喫茶小鳥」の姉妹店ということで楽しみにして来たのですが期待以上の良い店でした。ご馳走さまです。ランチタイムの「ナポリタン」はじめ食事ものも次回以降で試したいと思います。
「太平洋興発ビル」前から見た「さっぽろテレビ塔」でした。場所も良いかと思います。

「喫茶ドロシー」
札幌市中央区南1条東1丁目2-1 太平洋興発ビル1F
TEL:011-231-3110
営業時間:モーニング8:00~11:00( L.O.10:30)、
ランチ11:30~17:00 L.O.16:30
定休日:月曜(祝日の場合は営業、翌火曜休)
Instagram:@kissa.dorothy  
(2023.9.3)

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